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12.1インチ液晶搭載で最軽量のモバイルノートPC――ソニー「VAIO type G」軽量×強い=type G(2/2 ページ)

» 2006年11月01日 13時00分 公開
[ITmedia]
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平面加圧振動テストで120kgfに耐える堅牢性

 軽さと強度を両立するため、ボディはカーボン素材を多用している。上面と底面はマルチレイヤーカーボン(カーボンを何層にも重ねた素材)、パームレストはカーボンモールド(プラスチック樹脂に微細なカーボン繊維を練りこんだ素材)だ。HDDの保護については、外周部を固定し、外部の衝撃が直接伝わらないように上下左右にクリアランス(隙間)を設け、従来より緩衝材を厚くするなどの構造で、耐衝撃性を高めている。また、液晶ディスプレイや基板の固定方法なども耐衝撃性に配慮した設計とした。

 こうした工夫により、不意の落下を想定したテストでは、動作時72センチ(一般的なデスクの高さを想定)、非動作時90センチ(本体を小脇に抱えて移動中を想定)をクリア。揺れる満員電車を想定した平面加圧振動テストでは、120kgfをクリアした。また、部分的に圧力を加える1点加圧テストでは、上面と底面が手のひらサイズ(5×10センチ)で20kgf、全6面が親指サイズ(半径9ミリ)で7kgfをクリアしたという。

高さを設定しての落下テスト(写真=左)。試験器を用いた平面加圧振動テスト(写真=中央)と一点加圧テスト(写真=右)

本革製キャリングカバーなどアクセサリも充実

 VAIO type Gの発売に合わせて、各種アクセサリも販売される。価格はいずれもオープン、実売予想価格は本革製のキャリングカバー「VGP-CVG1/T」が1万2000円前後、セミハードケース「VGP-CKG1」が6000円前後、プライバシーフィルタ「VGP-FL12」が1万1000円前後、小型軽量ACアダプタ「VGP-AC16V11」が1万4000円前後、バッテリパックL「VGP-BPL7」が2万8000円前後、バッテリパックS「VGP-BPS7」が2万円前後、USBスピーカ「VGP-USP1」が1万円前後だ。

粘着ゲルシートとベルクロテープで本体に接着する本革製キャリングカバー「VGP-CVG1/T」(写真=左)。ACアダプタを収納できるセミハードケース「VGP-CKG1」(写真=中央)。本体はめ込み式のプライバシーフィルタ「VGP-FL12」(写真=右)

本体に付属するものと同様のACアダプタ「VGP-AC16V11」は、サイズが36(幅)×83.2(奥行き)×25.5(高さ)ミリ、重量が約170グラムと小型軽量。ACケーブルを使わずに直接コンセントに装着できるウォールマウントプラグアダプタも付属(写真=左)。VGN-G1KAPの同梱品と同様のバッテリパックLは、容量12.1ボルト 5800mAh(写真=中央)。プレゼン向けの小型USBスピーカ「VGP-USP1」(写真=右)

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