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» 2006年11月26日 23時00分 公開

週末アキバPickUP! 番外編:AMD、Intelとの“公開ガチンコ対決”も意外と低姿勢 (1/2)

アキバで公開ベンチ比較を繰り広げるAMDとIntel。8月の対決から3カ月が経過した11月26日、AMD側が再びCPU比較デモを敢行した。今回はどんな(マイク)パフォーマンスが飛び出すのか?

[古田雄介(アバンギャルド)&ITmediaアキバ取材班,ITmedia]
ドスパラ秋葉原本店前

 11月26日、事前に告知があった通り、ドスパラ秋葉原本店前にてAMD主催のCPU比較デモイベントが開催された。Core 2 Duoが大ヒットした8月の第1回イベントに続き、AMDは店頭公開ベンチをWindows Vista発売前のタイミングで敢行。13時には80人以上の人だかりができる大盛況の中でベンチマークが進められた。

 今回の比較はAthlon 64 X2 5000+とCore 2 Duo E6600。実売価格4万前後のCPUで、ともにハイスペック志向のボリュームゾーンといえる製品だ。マシンの構成は下記のとおり。

AMDIntel
CPUAthlon 64 X2 5000+Core 2 Duo E6600
メモリDDR2 800MHz 1GバイトDDR2 800MHz 1Gバイト
GPUGeForce 7800 GTX(256Mバイト)GeForce 7800 GTX(256Mバイト)
マザーボードASUSTeK「M2N32-SLI Deluxe」(nForce 590SLI搭載)ASUSTeK「P5W DH Deluxe」(intel 975X搭載)
OSWindows XP Peofessional SP2Windows XP Peofessional SP2
Athlon 64 X2 5000+搭載マシン(写真=左)。Core 2 Duo E6600搭載マシン(写真=中央)。スペック比較一覧。CPUとマザーボード(チップセット)以外は同じ構成となっている(写真=右)。

今回は意外と低姿勢?

 店頭デモでは、まずHDBENCHによるCPUとメモリの性能を測定した。単純な計算処理の性能を示すCPUの整数演算では1.5倍程度の高スコアでCore 2 Duoが勝ったが、マルチメディア処理に関係するCPUの浮動小数点演算と、メモリ関連の項目ではAthlon 64 X2に軍配が上がった。「整数演算処理の性能が大きく関わるSuper πを使うなら、やはりCore 2 Duoがお勧めですね。メモリ回りはAthlon 64 X2が強くて当然。Athlon 64 X2はCPUにメモリコントローラを組み込んでいるので、チップセットを経由するCore 2 Duoには負けないでしょう」とのこと。

 次に行われたiTunesで5曲の楽曲データをAAC形式に変換するスピード対決では、Athlon 64 X2が2〜3秒の僅差で、1分近くかかったCore 2 Duoに勝利。ここで「Core 2 Duoも優れているので、良い勝負になりました」と、ライバルを持ち上げる低姿勢なコメントを残した。

 事前に計測したベンチマークテストの結果を最後に提示。32ビット版XPでの計測ではCore 2 Duo、64ビット版ではAthlon 64 X2が優位に立っていたが、その差はわずかだった。司会を担当した佐藤氏は「絶対的な差はないですね。売れた商品のコンセプトを真似るのはマーケティングでよくやる手段です。Pentiumの頃は楽に差がついたんですけどね〜」と、Core 2 Duoの性能を認めつつも、自社製品のオリジナリティをアピールした。

上がAthlon 64 X2 5000+搭載マシンのHDBENCHスコア。下はCore 2 Duo E6600搭載マシン(写真=左)。iTunesを使ったエンコードテストでは、毎回Athlon 64 X2搭載マシンが56〜57秒で完了していた(写真=中央)。なお、司会は第1回に続いてAMDの佐藤氏が担当。「Core 2 Duo E6600が売れて、うらやましい」と、今回は相手を持ち上げることも忘れなかった(写真=右)
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