Intel、CESで「Core 2 Quad」発表へ

» 2007年01月05日 16時07分 公開
[Scott Ferguson,eWEEK]
eWEEK

 市場に一番乗りで投入したクアッドコア(4コア)プロセッサをフルに活用することを目指して、米Intelは来週ラスベガスで開催される2007 Consumer Electronics Show(CES)で「Core 2 Quad」を発表する。業界筋がeWEEKに語った。

 この最新クアッドコア製品は、Intelが既にサーバ向けにリリースしている5種のクアッドコアプロセッサに続くものとなる。同社はハイエンドシステム向けのクアッドコア製品「Core 2 Extreme QX6700」もリリース済みだ。

 CESは1月8日に開幕する。匿名を条件にeWEEKと話をした業界筋は、最新のクアッドコアプロセッサは「来週のいつか」に発表されるだろうと語った。

 Intelの広報担当者は、現時点ではコメントはないとしている。

 Core 2 Quadは主流のデスクトップユーザー向けに販売され、IntelはCESで、特に音楽や映画のダウンロードに関して、デュアルコアプロセッサよりも強化されたこのプロセッサの性能をコンシューマーに披露する。

 フロントサイドバス(FSB)アーキテクチャ、ワット当たり性能、キャッシュメモリ、価格などのCore 2 Quadの詳細情報は不明だ。だが、同社担当者が9月26日にIntel Developer Forumで説明した2.4GHzのスピードで動作するようだ。

 Core 2 Quadに加え、Intelは第1四半期にサーバ向けの2種類のクアッドコアXeonをリリースする計画だ。うち1種はTDP(プロセッサが発する熱の量)50ワットの高密度配備向け低電圧プロセッサで、もう1種はシングルソケットのワークステーションまたはサーバ向けのプロセッサだ。

 これに対し、Core 2 Extremeは2.66GHzで動作し、消費電力は約130ワット。

 Intelは11月14日、65ナノメートル技術を採用し、デュアルコアプロセッサの1.5倍の処理能力を提供する4種のクアッドコアXeonを投入することで、ライバルであるAMDに先んじてクアッドコア市場に参入した。

 Intelは2個のデュアルコアプロセッサを1つのパッケージに載せることでクアッドコアプロセッサを製造してきた。これに対してAMDは、4個のコアを1個のシリコンチップに搭載した自社設計の方が優れたクアッドコア製品だとうたっている。

 コードネームで「Barcelona」と呼ばれるAMDのクアッドコアプロセッサは、2007年半ば以降に登場する予定だ。

 調査会社Endpoint Technologies Associatesの社長ロジャー・ケイ氏は、IntelのCESでのクアッドコアに関する発表はどんなものであれ、同社が11月の発表で取り戻した勢いを持続させる役に立つと語る。

 クアッドコアプロセッサ搭載デスクトップの欠点の1つは、その処理能力を真に発揮できるソフトが開発されていないことだと同氏は指摘する。メリットの1つは、ユーザーが複数のタスクを同時に実行したい場合に得られるという。例えば、バックグラウンドで常時ウイルス対策ソフトを実行しながら、フォアグラウンドで電子メールやビデオなどのアプリケーションを実行できるだろうと同氏は言う。

 「IntelはCESで大きな話題を巻き起こしたいのだと思う。もっと後に向けて予定されていたものを持ってきてコンシューマーに披露し、一番ホットな製品だと主張したいようだ」(同氏)

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