ソニーが正式開幕前に展示ブースを紹介する「Sony Press Conference」では、これまでも、日本で未発表のVAIOがいくつか展示されている。2006年には「VAIO SZ」という名称で、利用するグラフィックスコアを切り替えるシステムを搭載したモデルが展示されていたが、これは後にVAIO type Sとなって日本でも登場している。このようにCESで展示したモデルが日本でも後日発表されるのが通例だ。
そういう意味では、日本で発表される「2007年春モデル」を先取りしてみることができるかもしれない。CESで、まもなく登場するだろう「Windows Vista」搭載VAIOの方向性を占うことにもなるわけで、非常に興味深い。そういうわけで、いよいよ正式開幕「前」日となった現地時間の1月7日に、ソニーブースで確認されたVAIO「未発表」モデルを画像を中心とした速報で紹介しよう。詳細については正式開幕後に改めて掲載する予定だ。


正面、というか「SONY」のロゴがある側には光学ドライブとフロントカバーで覆われたインタフェースパネルがある。カバーを「ぐっ」と押してスライドさせると、SDメモリーカードスロットにメモリースティックスロット、USB 2.0にi.LINKが姿を現した

背面側には通常のPCと同じように各種コネクタが用意されている。注目は通常のVGAのほかに「HDMI」対応出力が用意されていること。また、「INFRARED TRANSMITTER OUT」「WIRELESS LAN ANTENNA」といった興味深いインタフェースも確認された。ほかにもこのPCとデザインをそろえたと思われるキーボードとリモコンユニットも展示されている


こちらも日本では見られない「VAIO C notebook」は、VAIO type Fのように多彩なバリエーションが特徴のようだ。無地のカラーバリエーションも展示されていたが、このようなパターンをもったカラフルなノートPCも用意されている。
思わず「がちょーん」といいたくなる──CES Unveiledで注目の展示製品
事前公開イベントで登場した「未発表」VAIOノートCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.