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» 2007年02月03日 17時21分 公開

5分で分かった気になる、1月のアキバ事情 (1/3)

1月30日にWindows Vistaが発売され、アキバは新しい時代の幕開けを迎えた。CPUは“クアッド”をキーワードにIntelとAMDが新モデルをリリース。一方で、街から姿を消すショップも2店……。

[古田雄介(アバンギャルド)&ITmediaアキバ取材班,ITmedia]

Vista解禁で胸をなで下ろすショップ

TSUKUMO eX.のプレイベントは「Ultimateブラザーズ」が盛り上げた

 1月30日午前0時、Windows Vistaの発売が解禁となり、各地でカウントダウンと歓声が響き渡った。20店舗近くのショップが参加し、アキバの深夜販売史上で最大規模のイベントとなった。

 マイクロソフトのバックアップもあってか、ゲストを多数迎え、各ショップが独自のプレゼントをオマケするなど、至れり尽くせりの豪勢な“お祭り”だったが、参加したユーザーの数はやや少なめで、深夜販売限定の「Windows Vista Ultimate α」が売れ残ったショップも少なくない。ただ、この結果は多くの店員にとって、良くも悪くも「予想内」だったらしく、落胆のコメントは数えるほどしか聞かなかった。

特設の「ドスパラUltimateカフェ」に、セイン・カミュ氏や古谷徹氏などの著名人が集結して、Vista解禁を祝った(写真=左)。解禁と同時に事前会計を済ませたユーザーが、各ショップでVistaのパッケージを手に入れていた(写真=中央)。深夜販売で一番人気は限定版の「Windows Vista Ultimate α」。Ultimateに、512MバイトのUSBメモリなどがセットされている(写真=右)

 自社ブランドのPCを販売している某ショップの店員さんは「Ultimate αは多少残ってしまいましたが、まずまずの結果だと思います。それよりもVistaが解禁したことで、買い控えムードが解消されるのが嬉しいですね」と話した。

 年末からのアキバを振りかえると、“Vista乗り換え需要”でメモリが売れ出したのも1月に入ってから。Vistaに対する反応は意外と薄く、買い控えに苦慮するコメントも聞かなかった。しかし、同店員さんは「数カ月スパンで見ると、確実にVistaの影響を受けています。新しいOSの登場が予定されながらも長らく延期されたことで、ユーザーの購入意欲が慢性的に削がれた感がありますね。今後、買い控えの反動が来ることを期待したいです」と語っていた。

 とにかく、ようやくVistaが世に出回った。およそ2年分の買い控えが、どれほどの反動を起こすのが注目していきたい。

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