秋葉原の電気街をはじめ、川村ゆきえさんが登場した「ヨドバシカメラ マルチメディアAkiba」や、真鍋かをりさんをゲストに呼んだ「ビックカメラ有楽町店」、著名人不在で微妙な雰囲気を醸し出していた新宿西口と、各地でWindows Vistaの深夜販売が行われ、盛り上がったり盛り下がったりしていたようだが、ここでは深夜販売の総括として秋葉原の様子を振り返ってみる。
多くのPCパーツショップが通常閉店する20時を前に、フェイス秋葉原本店やドスパラ秋葉原本店などでは、すでに深夜販売のプレイベントが開かれ、TSUKUMO eX.には昼から人が集まり始めていた。その後もほかのショップで散発的に催しものが始まり、Vista発売開始の0時まで、ユーザーが暇を持て余すことはなかった。
駅前ではソフマップやドスパラのスタッフが深夜イベントのチラシやVista特製カイロを配っており、電気街に降り立った瞬間から祭の雰囲気に包まれる。TSUKUMO eX.はレースクイーンとボディビルダー「Ultimateブラザーズ」をゲストに招き、深夜販売恒例の抽選会で盛り上がっていた。行列の長さはいつもどおり断トツだったが、今回はPCパーツショップ密集地も匹敵する盛り上がりを見せていた。
ドスパラ秋葉原本店がCAFFE SOLAREリナックスカフェ秋葉原店を借り切った「ドスパラUltimateカフェ」では、“神様”こと天野氏や“兄貴”こと土井氏、“アムロ”(声)の古谷徹氏が登場し、立て続けにトークショーなどが開かれた。特設モニターを見るために沿道の観衆も途絶えず、道路には各ショップに並ぶ人や、イベントを楽しむ人が溢れかえっていた。
深夜販売の中心地からやや離れた場所でも、ショップ独自のイベントが開かれていた。観衆の数は23時前後までやや少なめだったが、すでに会計を済ませたユーザーがほかのイベントを見に行っており、人の数はかなり流動的だったようだ。
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