その、盛り上がっている会場のひとつ「ヨドバシカメラ マルチメディアAkiba」では発売時間の30日零時のカウントダウンイベントの“前座”としてトークショーを行った。そこに登場したのは、ブログもこなせるグラビアアイドル「川村ゆきえ」さんだ。ああ、そういえば、マイクロソフトWindows本部ビジネスWindows製品部シニアプロダクトマネージャーの飯島圭一氏さんも来ていたっけ。
川村さんと飯島さんのトークショーということだったが、深夜にもかかわらず大勢集まった観客的に主役はWindows Vistaではなくて川村ゆきえさんであることはいうまでもない。「普段どういうことでパソコンを使っていますか」という定番の質問に、「やっぱり、一番多いのはインターネットと、 あとはメールぐらいですかね」と、飾ることなく普段の自分を見せてくれる川村さん。Windows Vistaという言葉も「ちょっと聞いたぐらいで、詳しくは知らないんです」と、知ったかぶらないところが好印象。「そういうかたにもここで詳しくなってもらいましょう」と司会者がうながして飯島氏がWindows Vistaの特徴を川村さんにレクチャーする。
「1番分かりやすいのが、見た目がきれいになったところになります。Windows Aeroという技術を採用して非常に透明感のある美しい画面をWindows Vistaでは提供しています」
司会者が「とてもきれいになって見やすくなったということなんですよね」と答えると飯島氏は「きれいなだけでなく、操作がしやすくなったという特徴もあります」とWindows Vistaのよさを川村さんにアピールする。
川村さんのブログ「ゆっきーにっきー」は、投稿に必ず画像が掲載される「写真日記」でもあるが、そのために「写真はすごいたくさん撮ります」という川村さんは「海外に行くとすごい枚数になっちゃったりしてたまっちゃいます」と悩んでいる。そこで飯島氏は「そういうかたにこそ、Windows Vistaを使っていただきたい」と標準装備の「Windows Photo Gallery」を紹介。膨大な画像の整理や検索が簡単にできることや失敗した写真の修正が簡単に出来ると説明した。
休みの日にはDVDを見るという川村さん。DVDの再生は「パソコン使ったりプレステーション使ったり」するそうだが、ここでもすかさず司会者が「そういうエンターテイメントの楽しみ方もWindows Vistaはすごくよくなったと聞いたんですけど」と飯島さんに話をふってきた。
「パソコンはデスクの前で使うというイメージがありましたが、Windows Vistaではリモコンひとつでデジタルコンテンツを楽しむ機能があります。UltimeteとHomePremiumについてくるWindows Media Centerでは分かりやすいユーザーインタフェースであらゆるデジタルコンテンツを楽しむことができるんですね」(飯島氏)
自分の撮りためた写真を好きな音楽と組み合わせて自分で見ることができるっ!と知った川村さんは「すっごーい」と大喜び。「自分のベストショットを集めて(自分でプロデュース)しちゃおうかなー」とファンが聞いたら「うほほー、そりゃ、たまりませぇんっっ!」というアイデアが浮かんだようだ。「しかも、それが直感的な操作で簡単に出来ます」(飯島氏)
トークショーが終わって、来賓のマイクロソフト執行役パーソナルシステム事業部事業部長の五十嵐 章氏などの挨拶がすんだのち、本日のメインイベント(そ、そうだっ、忘れるところだった)「Windows Vista」「2007 Office system」販売カウントダウンとくす玉割セレモニーが行われた。
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