これは“鉄板”――誰もが口をそろえるAMD 690Gマザー古田雄介の週末アキバPickUP!(2/4 ページ)

» 2007年03月26日 11時00分 公開
[古田雄介&ITmedia アキバ取材班,ITmedia]

透けるHDD、躍動するヘッド――が楽しめるATXケース

SilverStone「SST-CW01B-WDR」

 先週の木曜日、USER'S SIDE秋葉原本店にSilverStoneのPCケース「SST-CW01B-WDR」が並んだ。価格は3万9800円で在庫はごく少数。同ショップによると、国内に10台くらいしか入荷されていないレアなモデルとのこと。

 SST-CW01B-WDRは、肉厚のアルミパネルで6面を覆った横置きスタイルのATXケース。3.5インチHDDを1台フロントに固定する仕組みになっており、透明アクリルパネルによりHDDの1面をディスプレイできるのが特徴だ。ボディの一部に透明パネルを使ったWestern Digitalの「Raptor Xシリーズ」を装着すると、ヘッドとディスクの一部が外から見えるようになる。

 2基の5インチベイと、7基の3.5インチベイ(うち、シャドウベイ6基)を備え、フロントにはUSB端子2基とIEEE1394端子1基、USB接続のカードリーダーを標準搭載している。筐体のサイズは425(幅)×443(奥行き)×170(高さ)ミリ。

Raptor Xシリーズを装着した展示品。ヘッドの動きやディスクの回転が丸見えだ(写真=左)。5連のシャドウベイの横に、ディスプレイ用のHDDを固定するベイがある(写真=中央)。ディスプレイ用の窓がない通常モデル「SST-CW01B-R」は、3万5700円で販売している(写真=右)

 ユニークな特徴を備えたPCケースだが、代理店は当初仕入れる予定がなかったらしい。これを覆したのはUSER'S SIDEの店員さん。「SilverStoneのサイトで発見して、ただならぬ物欲を感じました。最初は高価で売れないと代理店に断られましたが、私が1台買うと粘ったら、どうにか卸してくれました。しかも、サンプル品つきで」とご満悦で入荷の経緯を語る。

 ゴリ押しで入荷にこぎ着けた理由は、もちろん店員さんの私的な物欲からだけではない。この手のHDD用窓は、アメリカではキワモノ系に見なされる傾向にあるが、「日本では違いの分かる大人が楽しめるはず」(同氏)と判断したという。

 「動画や音楽ファイルにアクセスすると、ヘッドが動いて操作と連動します。メカニカルな挙動が趣深いではないですか。わずかな変化にも味わいを見いだせる日本にうってつけのギミックですよ。ファンコンの液晶パネルにあるインジケーターでは絶対に表現できません」と魅力を熱く語る。

 SST-CW01B-WDRの価格は、3万5700円の高級ケースをベースに、さらにHDD窓で4000円強を上乗せした約4万円。決して安くはない、というかはっきり言って高いが、国内にあと9人くらいは“ただならぬ物欲”に突き動かされて即買いしてしまう人がいないとは限らない。アキバに行ったついでにUSER'S SIDE秋葉原本店を覗いてみてはいかがだろうか。

製品名:SilverStone「SST-CW01B-WDR
入荷ショップ
USER'S SIDE秋葉原本店3万9800円

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