これは“鉄板”――誰もが口をそろえるAMD 690Gマザー古田雄介の週末アキバPickUP!(3/4 ページ)

» 2007年03月26日 11時00分 公開
[古田雄介&ITmedia アキバ取材班,ITmedia]

パソコンショップ・アークでWindows 98時代に想いを馳せる

CPUの歴史セール

 パソコンショップ・アークは、7〜8年前に出回っていた新品のCPUを入手し、先週の木曜日から店頭に並べている。題して「CPUの歴史セール」。1MHzあたり、50銭〜1円の低価格で販売している。

 同ショップは「どこかのPCメーカーが製品の補修用にストックしていた在庫が流れてきたようです。滅多にないことですが、古くからの自作フリークには興味深いアイテムだと思いますよ」という。実際、取材中もボックスを漁る年配の方をたくさん見かけた。

 なお、コードネーム「Coppermine」のPentium IIIが一番人気とのこと。「Socket 370タイプを買った人は、観賞用ではなく、実用を狙っているのかもしれません」という。

カートリッジ版(SECC2、Slot 1)のPentium III 550BMHz。550円也(写真=左)。K75世代(Magnolia)のAthlon 1GHz。ギガヘルツの単位に到達した初のCPUとして、2000年3月に登場した。初回ロットの価格は15万円を超えていたが、今なら1000円で買える(写真=中央)。FC-PGA版(Socket 370)のPentium III 800MHzは800円、Celeron 633MHzは633円で販売されていた(写真=右)

 未使用品の入手が困難なCPUばかりだが、さらにレアなアイテムも紹介してもらった。ほかのCPUとは離れておいてあるMobile Celeronだ。ノートPCに組み込んで出荷していた「MMC-1」タイプのモデルで、「おそらく300MHz」とのこと。

単品ではまず出回ることのないMMC-1型のMobile Celeron。未使用品で200円

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2025年12月27日 更新
  1. マウスコンピューターがPC全製品の受注を停止 法人向けPC「Mouse Pro」も購入不可能に 販売再開は2026年1月5日から順次 (2025年12月26日)
  2. そのアプリ、本当に安全ですか? スマホ新法で解禁された「外部ストア」と「独自決済」に潜むリスク (2025年12月26日)
  3. さらばWindows 10、ようこそ“画面付き”パーツ 古参も新規もアキバに集った2025年を振り返る (2025年12月26日)
  4. 25Gbpsインターネット時代の“モンスターマシン” ミニワークステーション「Minisforum MS-02 Ultra」を試す (2025年12月25日)
  5. Ryzen 7×GeForce RTX 5050 Laptop GPUの「ASUS TUF Gaming A16 FA608UH」がセールで16万9800円に (2025年12月25日)
  6. HHKB Studio専用の「木製」「アルミ製」キートップが登場 PFUダイレクトで1月5日発売 (2025年12月25日)
  7. 「買うならお早めに」が悲痛な叫びに変わった年末 猛暑の後に“価格高騰”の寒波が襲った2025年PCパーツ街 (2025年12月25日)
  8. 「テクノロジーが前面に出すぎていた」――アイロボットジャパン新社長が語る、ルンバ復権への“原点回帰” (2025年12月25日)
  9. ソースネクストが8万9800円(期間限定で7万4800円)の「Windows 11 Pro 15.6インチノート型PC 1TB」を販売開始――ストレージ容量を倍増 (2025年12月26日)
  10. 高コスパNASから小型スマホの救世主まで! 2025年にグッと来た「デジタル仕事道具」ベスト5 (2025年12月24日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー