「使いやすい」を継承したスリムタワー──写真で見る「Inspiron 530s」「Inspiron 531s」(1/2 ページ)

» 2007年07月06日 16時43分 公開
[長浜和也,ITmedia]

 すでにお伝えしているように、Inspritonとブランド名が変わったデルのデスクトップPCラインアップはミニタワータイプのInspiron 530とInspiron 531、そしてスリムタワータイプのInspiron 530sとInspiron 531sの4モデルで現在のところ構成されている。型番「530」はインテルプラットフォームに対応したシリーズで「531」はAMDプラットフォームに対応したシリーズという分け方もできる。

 これらはDimensionでコストパフォーマンスを重視したラインアップ「Dimension E520」「Dimension E521」(以上ミニタワーPC)、「Dimension C521」(以上スリムタワーPC)の後継と見ることもできる。別記事では、ミニタワータイプのInspiron 530と同531を紹介したが、ここでは、スリムタワータイプの「Inspriron 530s」「Inspiron 531s」を取り上げて、共通する筐体の仕様とそれぞれのプラットフォームごとに用意されているBTOパーツを中心に紹介する。

「530s」(左)も「531s」(右)も同じスリムタワータイプの筐体を採用している。側面下部に「Dimension C521」を思わせるモールドが施されているが、デザイン以上の意味はない

 ミニタワーの「Inspriron 530/同 531」と同じく、Inspiron 530sとInspiron 531sもその外観と搭載する電源ユニット、ドライブベイの数やレイアウトが共通する筐体を採用している。筐体サイズは100(幅)×435(奥行き)×362(厚さ)ミリと従来のスリムタワーモデルDimension C521と比べてフットプリントが一回り小さくなった(高さはほぼ同じ)。搭載する電源ユニットの容量は250ワットと、従来モデルの280ワットから少なくなっている。

 筐体前面からアクセスできるドライブベイは5インチサイズが1基に3.5インチサイズが1基。そのほか、シャドウベイとして3.5インチサイズが2つ用意されているので、HDDの搭載能力としてはミドルタワーのInsprion 530/531に劣らない。3.5インチオープンベイに搭載できるデバイスもミドルタワーシリーズと同様に、FDD、または13in1カードスロットがBTOで選択できる。

評価機は3.5インチベイに13in1カードスロットが組み込まれているが、この部分にFDDを搭載することも可能
異なるマザーボードを搭載する「530s」「531s」であるが背面は同じようなレイアウトになる。シリアルとパラレル、PS/2といったレガシーポートがないのは“ミニタワー”Inspironと同じだ

 BTXフォームファクタを採用していたDimension C521のケースには、コストを重視したラインアップながらもフロントファンの前面についたてを設けてファンの騒音を軽減するなどの工夫が施されていたが、ATXフォームファクタを採用するInspiron 530s/同531sの筐体は、側面にDimension C521の名残を思わせるモールドが施されているものの、フロントパネルの構造は通常のスリムタワー筐体とさほど変わらない。

 筐体内部のレイアウトをDimension C521と比較すると、BTXとATXという規格の違いに加えて、HDD用のドライブベイが用意されるなど、不利になる条件を抱えながらもInspiron 530s/同531sの筐体内部はある程度スペースにゆとりがあるため、メモリの換装や拡張カードの増設などの作業性は高いと思われる。HDDベイにもラッチが用意されるなど、ミニタワーのInspiron 530/同531が徹底してコストダウンを目指してシンプルにしていたのと比べて使いやすさを配慮したつくりになっている。

右の「531s」は補強用ステーをつけたままの状態で左の「530s」は完全にオープンにした状態。マザーボードの上は比較的余裕があるのでメモリや拡張カードの抜き差しは容易に行えそうだ

スリムタワーながらHDDを2台組み込める。その場合は、このように2段重ねで搭載することになる
筐体の背面には80ミリ角のケースファンが取り付けられている

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