8月12日にカフェソラーレ リナックスカフェ秋葉原店で、AMD主催イベント「AMDの夏祭り 兄貴だ!Phenomだ!3.0GHzだ!」が開かれた。PCパーツショップに貼られたイベントのポスターには、“ネイティブ・クアッドコア 3.0GHzシステム”のデモや、日本未公開の最新ロードマップを公表すると告知されており、新情報を期待する多数のユーザーが会場に集合。いつにも増して人が集まり、イベントは大成功をおさめた。
会場では、メインステージでのトークセッションのほか、AMD製CPUやチップセット、グラフィックスカードを搭載したマシンや、今回の協賛メーカーである玄人志向製のRADEON HD 2000シリーズ搭載カードなどが常時展示されていた。また、「Eスポーツスタジアム」によるPCゲーム体験コーナーも用意され、3Dゲームに長時間興じるゲーマーも何人か見られた。
しかし、イベントの最初は厳しい滑り出しだった。スタートしてまもなく、“兄貴”ことAMDの土居憲太郎氏や、玄人志向のパッケージでお馴染みの“サングラス男”たちが、複数のPCパーツショップを訪問して、イベントのPR活動を敢行。歩行者天国となった中央通りでパフォーマンスするコスプレーヤーがたくさんの観衆を集めるなか、兄貴たちに注目する人はほとんどいない状況だった。
声を張り上げて懸命に呼び込みを行ったAMDの佐藤氏は「中央通りでは、店周りする駆け出しの演歌デュエットのようで、厳しい戦いでしたね」と振り返る。それでも最後のドスパラ秋葉原本店前では、20人近い観衆が集まった。
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