Mac上のあらゆる音をキャプチャする「WireTap Studio」:動画で解説(1/2 ページ)

» 2007年11月27日 17時45分 公開
[後藤治,ITmedia]

 アンブロージャソフトウェア(以下、アンブロージャ)のMac向けオーディオキャプチャツール「WireTap Studio」が国内販売される。アンブロージャCEOであるアンドリュー・ウエルチ氏の言葉を借りれば、同社は社員14名ほどの「小さな会社」だが、サポート面などの言語的な障壁にも関わらず、以前から同社製品を利用する日本のユーザーが少なくなかったという(“下手絵”調のシューティングゲーム「SketchFighter」でその名を知った人もいるだろう)。

 そういった経緯から、アンブロージャは2007年8月よりアイギークを通じて日本市場に参入、その第1弾として「Snapz Pro X」をリリースしている。このソフトは記者個人としても非常にお世話になっているツールの1つだ(例えば、Leopardの動画レビューはこのソフトを使っているし、この記事で掲載している動画についても同様だ)。

 今回、日本発売第2弾として登場するWireTap Studioについて、国内販売代理店を務めるアイギーク社長、デイビッド・スミス氏(以下、スミス氏)にその特徴を語ってもらった。

入力ソースをアプリケーションごとに選択可能

アイギーク社長(&ヘッドギーク)、デイビッド・スミス氏

 WireTap Studioは、すでに米国で発売されているWireTap Proの後継製品に位置付けられる。「Macに接続して耳で聞き取れる音なら、なんでも録音できる」――そうスミス氏が言うように、WireTap Studioでは、マイクをはじめとする外部入力デバイスから、iTunesで再生した音楽、インターネットラジオ、iChatやSkypeの会話まで、Mac上のあらゆる音源をキャプチャできるのが特徴だ。

 「今回のバージョンで大きな変更点の1つは、音源を2つまで選択して録音できるようになった点です」とスミス氏は語る。「従来製品では音源をすべて録音していたために、録音中にメールなどを受信するとその音まで拾ってしまいました。一方、WireTap Studioでは、アプリケーションごとに録音するソースを(2つまで)選択できるので、作業の妨げになることはありません。例えばiTunesを選択して直接録音してみましょう。この場合は、ほかのアプリケーションの音は入りませんし、急な来客でシステムボリュームを下げても、録音には影響しません」。

WireTap Studioのメイン画面は非常にシンプルだ。入力ソースはシステム全体だけでなく、外部入力や起動中のアプリケーションごとに2つまで選択できる(画面=左)。WireTap Studioで録音したファイルは、左下のライブラリアイコンからアクセス可能。ライブラリから直接再生したり、再編集や削除などが行えるほか、外部デバイスへの転送やあらかじめ指定したロケーションに簡単にアップロードできる(画面=中央)。編集画面ではトリミングや無音の部分の削除、ヒスノイズとハムノイズの除去、ノーマライズ、フェードの指定、ポッドキャスト用に無音部分を作り出すといったことがマウス操作で直感的に行える(画面=右)

保存可能なファイル形式は多岐にわたり、ビットレートやサンプリングを個別に変更してカスタムプロファイルも作成できる(画面=左)。右上の「タグ」を選択すると、ID3タグ(MP3とMPEG-4のAACのみ)を直接編集できる(画面=中央)。右下のスライドバーで波形の拡大/縮小が可能。0.01秒刻みで拡大できるので、トリミングのタイミングを完全にあわせたいときに重宝する(画面=右)

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GarageBandで作ったプロジェクトを再生しながら、WireTap Studioの録音ボタンを押し、iTunesのライブラリを再生するデモ。ここでは入力ソースにMacオーディオを指定。録音したファイルを再生すると、ボリューム調節の音まで入っているのが分かる

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こちらは入力ソースにiTunesを選択。ほかのアプリケーションが再生している音は消え、録音ファイルの冒頭は無音になっている。当然、ボリューム調節の音も入っていない

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