Centrino Atom採用で1キロを切る「TOUGHBOOK」がCeBITに登場

» 2008年03月05日 11時00分 公開
[ITmedia]
UMPC版TOUGHBOOKは手のひらサイズと1キロを切る軽量化を目指している

 今回開発が表明されたTOUGHBOOKは、超小型PCやMID(Mobile Internet Device)向けのプラットフォームとしてインテルが開発を進めている「Centrino Atom」(開発コード名Menlow)プラットフォームを搭載するUMPCとして登場する予定だ。

 欧米では、堅牢性能に優れたノートPCのブランドとしてトップシェアを得るまでに評価されているTOUGHBOOKだが、多くのユーザーから「軽量小型」のラインアップが望まれていた。すでに、PDAタイプのモデルが提供していたものの、あらたに、UMPCタイプのモデルを開発することになったと、パナソニックは説明している。

 開発途上にあるため、具体的なスペックは確定していないが、開発における仕様要求としてつぎの項目が掲げられている。

  • Centrino Atomを導入すること
  • 耐衝撃/耐落下性能については、従来のTOUGHBOOKシリーズより向上させること
  • Windows Vistaが動作してノートPC同等の操作環境を提供できること
  • 5.6インチ液晶ディスプレイを搭載し、タッチオペーレーションに対応すること
  • 重さは1キロを下回ること
  • 1日持ち運べるバッテリー駆動時間を実現すること
  • バッテリーの電源をいれたままパックの交換ができること
  • キーボード、ワイヤレス接続、カメラ、バーコードリーダーなどの搭載機能のカスタマイスが可能なこと

 従来のTOUGHBOOKを超える堅牢性能を実現しながら、軽量小型化と長時間バッテリー駆動の実現を目指すUMPC版TOUGHBOOKの国内出荷は、2008年秋から法人ルートで順次開始される予定だ。

開発が表明されたUMPC版TOUGHBOOK。このモデルはVAIO type Uのようなフルキーボードを搭載しているが、大きな10キーを載せたモデルも考案されている

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2025年12月22日 更新
  1. 「こりゃ買えないわ」の声――ついに30万円突破の128GB DDR5メモリも (2025年12月20日)
  2. 3COINSで1万6500円の「10.1インチ タブレット」を試す 雑に扱える手軽さで、子供や大人の2台目に検討の価値アリ (2025年12月20日)
  3. 香港と深センのPC向けメモリ/ストレージ価格はどうなっている? 日本の状況と比べてみた (2025年12月19日)
  4. Kindle本の一部がEPUBまたはPDF形式のダウンロードに対応/MicrosoftがWindowsライセンスの電話認証を終了 (2025年12月21日)
  5. Thunderboltがあればメイン環境を持ち歩ける? 「ThinkPad P14s Gen 6 AMD」と外付けGPUユニットを試してみた (2025年12月19日)
  6. ナカバヤシ、小型トラックボールを内蔵した薄型ワイヤレスキーボード (2025年12月19日)
  7. PC版「ホグワーツ・レガシー」の無料配布が間もなく終了 累計販売4000万本突破、“ハリポタ”舞台のオープンワールド・アクションRPG (2025年12月18日)
  8. スマートホーム“ガチ勢”向け「SwitchBot AIハブ」を試す 映像内の“出来事”をトリガーに家電操作できるAIカメラ実現 (2025年12月15日)
  9. Steamで2025年最後の安売り「ウインターセール」開催中! 恒例の「Steamアワード」も投票開始 (2025年12月19日)
  10. メモリは64GBキットを断念する空気感――128GBは何と20万円前後に (2025年12月13日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー