今回登場するLet'snote Y8は、「7」から「8」に番号が上がっているものの、ほかのLet'snoteシリーズがCentrino 2を導入する中、Let'snote Y8の構成は従来のLet'snote Y7とほとんど同じとなっている。この理由についてパナソニックの開発スタッフは、Let'snote YシリーズのCentrino 2移行は市場の動向を見て考えていくと説明している。
本体仕様は、従来モデルとほぼ共通で、14.1型液晶ディスプレイの最大解像度は1400×1050ドット、本体重量は1.51キロ。バッテリー駆動時間は標準バッテリーで約8時間とされている。内部構成もCPUが低電圧版のCore 2 Duo L7800(動作クロック2.0GHz)、チップセットがIntel GM965 Expressと変わらない。標準構成におけるメモリ容量は1Gバイトで最大メモリ容量はほかのシリーズが3Gバイト〜4Gバイトに増えているところ、2Gバイトにとどまっている。HDD容量だけが従来モデルから強化され、これまでの120Gバイトから160Gバイトに増やされた。Let'snote F8とともに、Let'snote LIGHTの店頭モデルでは最も多い。
76センチ動作落下(底面のみ)、30センチ非動作落下(26方向)、100キロf加圧振動試験のクリアと、ウォータースルー構造と防水シートを組み合わせた全面防滴キーボードの採用など、堅牢性能に関しても従来モデルと同じレベルが確保されている。
Web販売専用のマイレッツ倶楽部モデルでは、HDDに250Gバイトの構成が選べるほか、カラー天板のバリエーションとして7色が用意されるなど、こちらも従来のモデルと同様だ。
Let'snote LIGHTシリーズの概要(その1) | ||||||||
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シリーズ名 | モデル名 | タイプ | 従来比較 | CPU | メモリ | HDD | OS | 実売 |
Let'snote LIGHT CF-Y8 | CF-Y8EWJNJR | 2スピンドル | マイナーチェンジ | Core 2 Duo L7800(2.0GHz) | 1024MB | 160GB | Business(SP1) | 30万円前後 |
CF-Y8EWJAJR | 2スピンドル | マイナーチェンジ | Core 2 Duo L7800(2.0GHz) | 1024MB | 160GB | Business(SP1) | 27万円前後 | |
Let'snote LIGHTシリーズの概要(その2) | ||||||||
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シリーズ名 | モデル名 | 液晶 | 解像度 | チップセット | 光学ドライブ | GPU | Office 2007 | 重量 |
Let'snote LIGHT CF-Y8 | CF-Y8EWJNJR | 14.1型 | 1400×1050 | Intel GM965 | 2層対応DVDスーパーマルチ | チップセット内蔵 | ○ | 約1.51キロ |
CF-Y8EWJAJR | 14.1型 | 1400×1050 | Intel GM965 | 2層対応DVDスーパーマルチ | チップセット内蔵 | − | 約1.51キロ | |
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