ケンウッド、デスクトップ用デジタルアンプ&スピーカーシステム「Prodino」

» 2008年10月28日 15時49分 公開
[ITmedia]
photo “Prodino”(プロディノ)「CORE-A55」。アンプ部は横置き/縦置きの両方に対応しており、専用の縦置きスタンドが付属する

 ケンウッドは10月28日、コンパクトなデジタルアンプ&スピーカーシステム“Prodino”(プロディノ)「CORE-A55」を発表した。価格はオープン。11月上旬に発売する予定で、店頭価格は4万5000円前後になる見込みだ。

 iPodなどのデジタルオーディオプレーヤー、PC、ポータブルCDなどと接続することを想定したコンパクトオーディオ。背面にマスストレージ対応プレーヤーなどを接続できるUSB端子のほか、光デジタル入力、アナログミニジャックなどを装備した。PC接続時にはUSBオーディオとして利用できるほか、ケンウッド製のデジタルオーディオプレーヤーや専用iPodドック「PAD-iP7」の接続も可能だ(アナログ接続)。前面にはSDメモリーカードスロット(SDHC対応)を備え、MP3やWMA、AACの再生が可能になっている(Appleロスレス・エンコーダーせ作成したファイルは再生不可)。

 アンプ部は横置き/縦置きの両方に対応しており、縦置きならステレオスピーカーと合わせても幅約26センチという省スペース設計。サイズは、縦置き時で82(幅)×179(高さ)×154(高さ)ミリ、重量は790グラム。天板と底板部には厚さ4ミリのアルミ板材を使い、表面にはヘアライン加工を施している。

 プリアンプ段、パワーアンプ段ともにデジタル構成のアンプは、実用最大出力10ワット+10ワット。アナログ回路への干渉を抑えるため、別基板で設計した上下分離構造を採用している。また、専用電源を設けたフルデジタルのヘッドフォンアンプも搭載した。

 前面のボリュームノブは、音量調節のほか、“押す”ことで電源のオン/オフと再生/一時停止が可能。JOGノブで入力ソースの切替や選曲が行える。操作状況はイルミネーションの色の変化で把握する仕組みだ。

 スピーカーは、MFP振動板の6センチフルレンジユニットを採用。キャビネットはアルミ押出材とアルミダイキャストを組み合わせたもので、軽量ながら高い剛性を持つ。サイズは、付属のスタンドを含めて103(幅)×180(高さ)×121(奥行き)ミリ。重量は1本あたり1.3キログラム。設置角度を0度〜20度まで無段階で調節できる仰角調整機能付きのスタンドが付属する。

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