待望の「KUMA」登場も、「AMDはいつもタイミングが悪いッス」古田雄介のアキバPickUp!(2/4 ページ)

» 2008年12月21日 13時30分 公開
[古田雄介&ITmedia アキバ取材班,ITmedia]

「予想外に売れています!」――Core i7を取り巻く成功の香り

ギガバイト「GA-EX58-UD4」

 KUMA以上に注目を浴びているのが、11月から好調に売れているCore i7。複数のショップが「Core i7のおかげで店全体の売り上げが大きく伸びました」と明言するほどの影響力は、年末年始まで続きそうだ。それは、Core i7にからむ周辺パーツの売り上げ向上につながっていることにほかならない。具体的にはCore i7に対応するX58マザーとDDR3メモリ、大容量の電源ユニットだ。

 フェイス本店は「正直、Core i7はハイエンドユーザーだけが購入するニッチなCPUになると思っていました。ところが、最近は最下位モデルのCore i7 920が一番人気になっており、2万円台のX58マザーもヒットしています。新しい高性能アーキテクチャの下位モデルが売れるというのは、そのアークテクチャが全体に受け入れられているということ。今後もこの流れは変わらないでしょう」という。

 そのなかで、今週登場した低価格なX58マザー「GA-EX58-UD4」は、当然のように人気を博しているそうだ。ギガバイト製X58マザーの中位にあたる製品で、価格は2万7000円弱。DDR3メモリはDDR3 2000+までサポートしており、PCI Express x16スロットを2基備える。ソフマップ リユース総合館は「最近は2極化が進み、4万円超えのハイエンドマザーと低価格な2万円台マザーが売れています」という。

 X58ハイエンドマザーにも新しい製品が加わっている。DFIの「LP UT X58-T3eH8」で、価格は4万円弱だ。背面パネルから付属のヒートシンクを外に出す特殊な設計で、PCI Express x16スロットを3基備えている。ツートップ秋葉原本店は「保証外ですが、オーバークロック志向のユーザーに注目されています。OC耐性はDFIだけに万全でしょう。正月休みにPCを遊びたいという人に最適ですね」と話していた。

 電源ユニットも大容量タイプの新製品が頻出している。なかでも多いのは、電源効率の高さを示す「80 PLUS」の認証を受けた製品だ。TSUKUMO eX.は「Core i7が登場する前後の11月は、さらに効率の高い『80 PLUS SILVER』のロゴが付いた製品の問い合わせが殺到しました。ただ、最近はニーズをある程度満たした感があり、ヒットしても爆発力はありません。今週登場した製品も、一歩遅かった印象です。よい製品ぞろいだけに惜しいですよね」と語る。

DFI「LP UT X58-T3eH8」(写真=左/中央)。12月18日に登場したオウルテック「シーソニック SS-850EM/750EM」。価格は定格850ワットモデルが3万8000円前後で、750ワットモデルが3万3000円前後だ(写真=右)

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