MSIの「封筒Netbook」とShuttleの「かっこいいNettop」を見る:2009 International CES(1/2 ページ)

» 2009年01月13日 19時00分 公開
[長浜和也,ITmedia]

封筒に入れたくなるほど薄いMSIの「X320」

 MSIは、CES Unveiledでタッチパネルを組み込んだ液晶一体型のNettop「NetOn AE1901」と「NetOn AP1900」を展示してその大画面液晶ディスプレイとデザインに多くの来場者が興味を示していたが、MSIのブースリポートでは、そのCES Unverledでも紹介されていた薄型のNetbook「X320」に注目してみた。

 解説ボードとスタッフの説明から見えてきたX320の仕様は次のようになる。重さが4セルのバッテリーパックを搭載した状態で1.3キロ、バッテリー駆動時間は8セルバッテリー搭載時で10時間とされている。データストレージはSSDモデルとHDDモデルを予定しているなど、複数のシステム構成を用意する計画だという。出荷は2009年第2四半期を目指しており、価格は構成によって異なるが、おおよそ800ドルとなる見込みだ。

 液晶ディスプレイのサイズは13.4型ワイドでボディの厚さは20ミリを切る薄型を実現するという。デバイスマネージャでは、搭載するCPUにAtom Z520(1.33GHz)、メモリ容量が2Gバイト、OSが32ビット版mpWindows Vista Home Basic(SP1)、となっていたが、「これは展示しているサンプルの構成で、製品版は変更される」とスタッフは説明していた。

 特に変更される可能性があるのがデータストレージで、サンプルには160GバイトのHDDが搭載されていたが「価格の変動が大きいので、製品版でどうなるかは分からない」とのことだ。

そのスタイルが、なんとなく“Air”っぽいMSIの超薄型Netbook「X320」。ASUSのEee PC S101シリーズに対抗する大画面液晶ディスプレイ搭載の薄型Netbookだ。カラーバリエーションはホワイト、ブラック、シャンパンゴールドの3色が用意される予定(写真=左)。デバイスマネージャで表示した展示サンプルの主な構成(写真=右)

X320の左側面と右側面。これだけ薄くなっても左側面にはアナログRGB出力と有線LANが搭載される。そのほかには、メモリカードスロットが左側面前寄りに、USB 2.0が左側面に1つ、右側面に2つ用意される。正面と背面はクリアになっていた

キーボード面はカラーバリエーションによってホワイトとブラックの2パターンがある(写真=左)。展示されていたサンプルで測定したWindows Experience Index(写真=右)

ShuttleはAtomもCore i7もスタンバイOK!

 Shuttleは得意のベアボーンを中心に展示ブースを埋めている。しかし、そのなかで異彩を放っていたのがAtomを搭載した液晶一体型のNettopだ。その外観はMSIの「NetOn AE1901」と同様で、Nettopとしては斬新なデザインを採用した液晶一体型PCになっている。

 搭載する液晶ディスプレイは15.6型ワイドでタッチパネルを組み込んでいる。このタッチパネルを活用するために、Shuttleではオリジナルのシェル画面を用意した。また、スタンドを上に回転させると、そのまま取っ手になって簡単に部屋間移動ができる工夫も施されている。

 スタッフとボードの説明(デバイスマネージャを確認しようとしたら、“やんわり”と止められた)によると、製品名は「X50 All-In-One」で、CPUにはデュアルコアのAtomを搭載する予定。チップセットはIntel 945GC Express、メモリはDDR2を1Gバイト搭載するなど、CPUを除けば現在登場しているNettopとあまり変わらない構成になる予定だ。HDDの容量は80Gバイト、グラフィックスコアはIntel GMA 950を利用する。

 出荷は3月、もしくは4月の予定で、価格は499ドルとなる見込みだ。

15.6型ワイドの液晶ディスプレイを搭載した“ボード”NettopのX50 All-In-One。ディスイプレイの上部には130万画素のWebカメラを内蔵する(写真=左)。ディスプレイにはタッチパネルが組み込まれており、タッチ操作で使いやすいシェル画面が用意されている(写真=右)

X50 All-In-Oneの左側面と右側面。左側面には2つのUSB 2.0が、右側面にはカードスロットと3つのUSB 2.0、有線LANがそれぞれ用意されている

背面にはアナログRGB出力がある(写真=左)。スタンドを上に回すとそのまま取っ手として使うことができる(写真=右)

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