PC USER Pro

Centrino 2を採用し耐久性も高めた薄型軽量モバイルノート――「VAIO type G」:2009年PC春モデル

» 2009年01月27日 14時00分 公開
[ITmedia]

フルモデルチェンジを果たしたVAIOビジネスモバイル

店頭モデルの「VGN-G3KANB」はブラックのカラーを採用

 ソニーは1月27日、12.1型スクエア液晶ディスプレイ搭載のビジネス向けモバイルノートPC「VAIO type G」の2009年春モデルを発表した。2月7日に発売される予定の店頭販売向けモデルは、オフィススイート付属の「VGN-G3KANB」を用意。価格はオープン、実売価格は20万円前後と予想される。

 基本スペックは、プラットフォームをCentrino(開発コード名:Santa Rosa)からCentriono 2(同:Montevina)に世代交代し、全面的に強化された。CPUはCore 2 Duo U7600(1.2GHz/2次キャッシュ2Mバイト/システムバス533MHz)からCore 2 Duo SU9300(1.2GHz/2次キャッシュ3Mバイト/システムバス800MHz)に、チップセットはIntel 945GMS ExpressからIntel GS45 Expressに、メインメモリは2GバイトのDDR2-533 SDRAM(オンボード1Gバイト+モジュール1Gバイト)から2GバイトのDDR3-800 SDRAM(モジュール2Gバイト×1)に、HDDは100Gバイト/4200rpmの1.8インチUltra ATAドライブから120Gバイト/5400rpmの1.8インチSerial ATAドライブにそれぞれ変更されている。一方、オフィススイートは、Office 2007 Personal with PowerPoint 2007からOffice Personal 2007となった。

 光学ドライブは従来同様、DVD±R DL対応のDVDスーパーマルチドライブだ。液晶ディスプレイは1024×768ドット(XGA)に対応したノングレアタイプの12型スクエアパネルを搭載し、スムーズな開閉が行えるように可変トルクヒンジを採用した。照度センサーも内蔵し、周囲の明るさに応じて輝度を自動調整する機能も持つ。

キーボードはキーピッチが約17ミリ、ストロークが約2ミリ

 ネットワーク機能は1000BASE-Tの有線LAN、IEEE802.11a/b/g/n(11nはドラフト準拠)の無線LAN、Bluetooth 2.1+EDR、モデムを装備。主なインタフェースは、USB 2.0×3、アナログRGB出力、メモリースティックPRO/SDメモリーカード(SDHC)対応スロット、TypeII×1のPCカードスロット、FeliCa 2.0ポート、指紋センサー、セキュリティチップ(TPM)を備えている。

 ボディのデザインは従来機をベースとしているが、天板のカーボンファイバーを5層から6層に強化して約1.5倍の強度を確保したほか、ボディ4隅の強度も高め、データストレージのすべてのコーナーに衝撃を吸収する強化ラバーを設けた。品質試験では、新たにPC非動作時に40センチの高さから26方向で落下する多面落下試験を追加している。PC動作時で72センチ(底面/右側面/左側面)の落下試験や、150kgfの平面加圧試験、キーボード面の200cc防滴試験は引き継がれている。液晶ディスプレイには耐摩耗性の高いハードコーティングを施している。放熱設計や静音設計も改善され、パームレストが発熱しにくくなり、動作音は低負荷時で10.5dB(A)、高負荷時で5.8dB(A)、DVD再生時で12.8dB(A)低減した。

 本体サイズは276.7(幅)×216(奥行き)×25.2〜27.2(高さ)ミリ、重量は約1198グラム。バッテリーについては大容量のリチウムイオンバッテリーを標準装備し、駆動時間は約12時間をうたう。別売のバッテリーパックSの駆動時間は約5.5時間だ。

直販モデルは豊富なメニューを用意

 ソニースタイル直販のVAIOオーナーメードモデルでは仕様を柔軟に選択できる。カラーは店頭モデルのブラックに加えて、プレミアムカーボンとシルバーを用意。CPUはCore 2 Duo SU9400(1.4GHz)やCeleron 723(1.2GHz)、メインメモリは最大4Gバイト(2Gバイト×2)を選べる。データストレージは256GバイトSSD(128GバイトSSD×2/RAID 0)や128GバイトSSD(64GバイトSSD×2/RAID 0)、64GバイトSSD、320Gバイトの2.5インチHDD、160Gバイトの1.8インチHDDなど豊富なメニューがあり、2.5インチHDDはDVDスーパーマルチドライブを搭載しない場合に選択可能だ。直販モデルの最軽量構成は約898グラム、最もバッテリー駆動時間が長くなる構成では約13時間駆動となる。

 また、2月9日から順次発売される予定の法人向けモデルでは、vPro対応モデルやWindows XP Professionalのダウングレード代行インストールサービスも提供されている。

直販モデルでは、プレミアムカーボンとシルバーのカラーも選べる。シルバーを選択すると、液晶ディスプレイ周囲のカラーもシルバーになる

 VAIO type Gの製品レビュー記事はこちら。

VAIO type G店頭モデルの概要(その1)
シリーズ名 モデル名 タイプ 従来比較 CPU メモリ HDD OS 実売
VAIO type G VGN-G3KANB 2スピンドル フルモデルチェンジ Core 2 Duo SU9300(1.2GHz) 2048MB 120GB Business(SP1) 20万円前後
VAIO type G店頭モデルの概要(その2)
シリーズ名 モデル名 液晶 解像度 チップセット 光学ドライブ GPU TV機能 重量
VAIO type G VGN-G3KANB 12.1型 1024×768 Intel GS45 2層対応DVDスーパーマルチ チップセット内蔵 − 約1.198キロ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年09月26日 更新
  1. 実売3万9800円でノートPCを3画面化! ソースネクストのデュアル拡張ディスプレイ「DGP-DMD1401」を試す (2026年09月25日)
  2. AndroidとChromeOSが融合した次世代PC「Googlebook」の実機を見てきた ――AI統合で何が変わるのか? (2026年09月25日)
  3. 新型「Mac mini」「Mac Studio」徹底レビュー! ローカルAIはついに“実用域”へ エージェントAIに事務仕事を任せて分かった驚異の進化 (2026年09月22日)
  4. なぜ競技用ゲーミングPCは光らない? HPSC久木留所長とマウス軣社長が語るアスリート支援の未来 (2026年09月24日)
  5. “Vision Pro級”のMR体験が約100gの軽量グラスで? 最新の「Meta VR Glasses」を試して分かった圧倒的な快適性 (2026年09月25日)
  6. 「これはわれわれにとってのTGSだ」 ロジクールGが年に一度の旗艦イベント「Logicool G PLAY Tokyo 2026」を開催 熱気あふれる会場を現地レポート (2026年09月25日)
  7. GeForce RTX 5080は30万円超えの空気感――GPU高騰の裏で見つけた7割引の水冷パーツと8万円台の小型PC (2026年09月26日)
  8. 12インチ「Surface Pro」と13インチ「Surface Laptop」に個人向けの第2世代が登場 Snapdragon X2 Plus搭載でメモリは最大24GBに (2026年09月24日)
  9. ロジクールGの新型マウス「PRO X3 SUPERSTRIKE」や8K対応キーボード「PRO X2 RAPID」を見てきた (2026年09月24日)
  10. 天空がCore Ultra 5を搭載した10.51型2in1ノート「TENKU Note Pro AI」を発売 (2026年09月24日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー