圧倒的な存在感――写真で見る「17インチMacBook Pro」:まずは光沢モデルから(1/2 ページ)

» 2009年02月27日 13時30分 公開
[後藤治(撮影:矢野渉),ITmedia]
17インチMacBook Pro

 ユニボディデザインを採用したMacBookファミリーのトリを飾る「17インチMacBook Pro」の店頭販売が2月24日より始まった。同製品は、FSB 1066MHzのCore 2 Duoをはじめ、17型ワイドのフルHD液晶や、内蔵/外付けで切り替え可能なGPU、最長8時間駆動を可能にした新バッテリーシステムなど、まさにフラッグシップと呼ぶにふさわしい見どころの多いモデルだ。まずは写真で旧筐体との違いを見ていこう。ちなみに今回比較に使ったのは、MacBook Proが初めてCore 2 Duoを採用したモデル(2006年10月発表)。MacBook ProはインテルCPUの採用から今回のNVIDIAプラットフォームに移行するまで基本的な外観は変更していない(iSightインジケータなどのデザインで一部変更はあったが)ので、従来のMacBook Proユーザーの参考になるはずだ。

まずはお約束の外箱。MacBookファミリーで統一されたおなじみのデザインだ(写真=左)。箱を開けると透明のフィルムに包まれたMacBook Proが内箱にぴったりと収まっている(写真=中央)。下段にはACアダプタやマニュアルなどの付属品がある(写真=右)

付属品一覧。非常にシンプルな内容だ(写真=左)。アップルロゴ入りのクリーニングクロスを付属している(写真=中央)。アルミニウムの塊から削り出された17インチMacBook Pro。スケールがないと15インチモデルと見間違うが、17インチはやはり存在感がある(写真=右)

1920×1200ドット表示に対応するフルHDパネルを搭載。標準モデルは表面をガラスで覆った黒縁デザインの光沢液晶になった(写真=左)。キーボードも従来の銀色からMacBookファミリー共通の黒いデザインに変更されている(写真=右)

底面の8本のネジを外すと内部にアクセスできる。最長8時間駆動が可能な7.3ボルト/95ワットアワーの大容量リチウムポリマーバッテリーを内蔵する

本体前面/背面/左側面/右側面。左側面にMagSafe対応のACアダプタ接続端子、ギガビット有線LAN、FireWire 800ポート、3基のUSB 2.0、Mini DisplayPort出力、音声入力/出力(光デジタル対応)、ExpressCard/34、そしてバッテリーインジケータランプが並ぶ。スロットローディング式の8倍速SuperDriveは、旧筐体の前面から右側面に移動した

新旧モデルの外観の違いをチェック

手前が新筐体、奥が旧筐体

 MacBook Airから続くアルミ削り出しのデザインは、17インチという大型なMacBook Proに採用されたことで、さらなる存在感を放っている。液晶天板は1枚のアルミニウムが周辺部で緩やかに湾曲し、パームレストからキーボード面までは継ぎ目がなく、旧筐体のように側面にネジもない、まさに金属の塊を思わせる仕上がりだ。もっとも、ボディのシルエットは角を切り落としてシャープな印象を与えているため、旧モデルに比べると実サイズ以上に薄く見える。

 また、キーボードのカラーリングが従来の銀から黒に変更されたほか、トラックパッドは摩擦に強いガラス製となり、パッドのサイズも大型化されている。液晶ディスプレイを閉じると磁石で吸着するラッチレス構造を採用している点も15インチモデルと同様だ。細かいところでは、レーザー加工によってスピーカーの穴の大きさがより小さくなり、底面から左側面に移動したバッテリーインジケータのデザインも新しくなった。

 もう1つ、実際に触ってみないと絶対に分からないが、分かったところで「でっていう」感じな変更点を挙げよう。液晶天板を対角線上に指でなぞると、りんごマークのところで指の速度が遅くなることに気付くはずだ(旧型ではほとんど抵抗はない)。新旧のりんごを比べると、見た目は同じアクリル製なのだが、表面の摩擦係数が異なるため、触ると明らかに質感が違う。

キーボードも世代の新しいデザインになった。銀色基調の中で黒は結構目立つため、従来ユーザーは違和感を覚えるかもしれない(写真=左)。ただ、キーボードバックライト点灯時は、黒が背景になる新モデルのほうがキートップの文字の視認性が高い(写真=中央)。ボタンを省き大型化したガラス製タッチパッド。アップルによれば、このパッドの質感を出すために数カ月の試行錯誤があったらしい(写真=左)

磁石で吸着するラッチレス構造を採用。指がひっかかるくぼみは100パターン以上のデザインから選択されたという。微妙なカーブが金属的な質感をうまく引き出している(写真=左)。左が旧型、右が新型。実サイズはわずかに薄くなっただけだが、ユニボディデザインによって実際以上に薄く見える(写真=中央)。手前が新型、奥が旧型。液晶ヒンジ部の可動範囲が少し広くなった(写真=右)

バッテリーインジケータは左側面に移動し、デザインも洗練された。底面にある旧型では、残量を見るために巨大なボディをひっくりかえす必要があったのでありがたい。インジケータ横のボタンを押すと、緑に光る小さなLEDが現在の残量まで順に点灯していく。ボタンをつい何度も押してしまうくらいかっこいい(写真=左)。ACアダプタは今回比較に用いたMacBook Proのものに比べてより小型化されている(写真=中央)。りんごマークの表面加工が新旧モデルでは明らかに異なる。そこでいろいろなMacBookファミリーのりんごをなでるという行為に没頭したのだが、MacBookではポリカーボネートモデルとユニボディモデルでやはり違うようだった。いまさら気付いたんですけど、これってMacユーザーのあいだでは常識だったりするのでしょうか……(写真=右)

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