さて、従来のMacBook Proユーザーが、ユニボディ世代の新モデルを見てまず気になるのは、黒縁デザインのクリアワイドスクリーンディスプレイだろう。アーキテクチャの変更は、「○倍高速!」と改良が前提になっているが、光沢/非光沢の違いは人によっては改悪となりうる。17インチモデルではBTOで非光沢パネルを選択できる(+5670円)ため、グラフィックス関係の仕事でMacBook Proを使用している人もとりあえずは安心だが、今回はコントラスト比700:1、色域拡大をうたう新パネルだけに、標準モデルの品質で満足できるのならわざわざBTOで追加投資する必要もない。さっそくチェックしていこう。
ただし、今回は非光沢モデルが間に合わなかったため、2006年10月発表モデルを比較に使用している。この旧モデルは、LEDバックライト液晶を採用していない最後の型で、解像度も1680×1050ドットと一回り狭いので、参考程度に見てほしい
以上、ユニボディデザインに生まれ変わった新しい17インチMacBook Proを駆け足で紹介してきた。ノート型Macの最高峰だけに、価格も31万8800円となかなか手を出しづらいモデルではあるが、写真を眺めていたずらに物欲を刺激していただければ幸いだ。なお、ベンチマークテストによる性能評価などは追って実施する。
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