誰だ「使えねぇよこんなの」とか言ったのは──「Wired Ring Mouse(DN-WR521W)」なんだか“ちっこい”ヤツを試してみよう(2/3 ページ)

» 2009年04月10日 16時08分 公開
[岩城俊介,ITmedia]

で、どう使おうか

 指に装着するスタイルのDN-WR521Wは、キーボードで文字を入力するとなると“じゃま”極まりない。

 文字を入力するために本体を上向きにしてみたり、小指などにはめてみたりもしたが、やはりじゃま。わざわざ装着しながら作業するメリットはたぶんない。ま、これはおおかたの予想どおりだ。重量22グラムといっても、指1本で支えるとやはり重さを感じるし、太めのバンドをはめるので指の動きも制限されてしまう。

 ところでノートPC+トラックボールといえば、かつて「Let'snote PRO CF-A3」という名機があった。この仕様に近づきはしないか。

photophoto あぁ、すみません。こんな単純な設置方法では“ほど遠い”ですね。本体の指バンドを外してベルクロテープなどでしっかり工作するといった方法もあろうことですが
photophoto では、トラックポイントを備えないPCをむりやり「ThinkPadふう」にしてみましょう。ええ、むだであることは分かっています。でも、右端のこのあたりに取り付けるのはアリかもです

 DN-WR521Wは、本体サイズがこれだけ小さいのでUSBケーブルが占める割合が大きい。「ワイヤレスならいいのに」という周囲の声も確かにあろうが、これはこれでよいのだと思う。技術的には27MHz/2.4GHz帯のワイヤレス機能、あるいはBluetoothを搭載できないことはないだろうが、バッテリーと充電端子の追加、ペアリングボタンなどがあると想像するとこのサイズと重量を維持するのは難しそう。“めったに使わない”のに「いざバッテリー切れで使えない」では、本当に使わなくなってしまうと余計な心配さえしてしまう。

 「でも、ワイヤレスならプレゼンテーション用途などにも使えそうなのに」。確かに便利そうだ。それならUSBケーブルを延長してしまおう。

photophoto 本体のケーブル実測約75センチ+80センチUSB延長ケーブルを2つ継ぎ足して、約235センチまで伸ばしてみました。もちろん動きます

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