企業が“生き残る”ために選ぶThinkPadの技術とノウハウ(1/3 ページ)

厳しくなる一方のビジネスで現場に求められるのは、コストをかけずに利益を伸ばすこと。「体力勝負では負けてしまう」という中小企業が生き残る術がThinkPadにある。

» 2009年07月31日 19時00分 公開
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電脳武装は大企業も中小企業も待ったなし

 現在の経済状況において、“コスト削減、利益確保を実現せよ”という経営者から現場、または株主から経営者に対する圧力はますます強くなっている。イマドキのビジネスマンにとって、その要求に応えることが最重要課題となっている。

 ホワイトカラーの生産効率を向上させるために、PCをはじめとする「電脳武装」がさまざまなビジネス現場で進められているが、その進捗状況は、企業ごとに大きく差があるという状況にある。これには、情報システムといった成果がはっきりと示しにくい投資を企業トップが理解できないといった「企業文化」に原因がある場合もあるが、そのほかに、人的リソースに制約があるために、「導入した情報システムを管理する専従スタッフを確保できない」という事情も大きな障害となる。

 もちろん、全社的にPCを導入していなくても、PCスキルに長じたスタッフが個人的にPCを活用しているケースはあるだろう。しかし、企業の実効的な戦力とするためには、全社的にPCを導入し、それらがすべて有機的に運用されなければならない。

 企業で1人1台体制を構築するために複数のPCを導入した場合、情報漏洩を防ぐためのセキュリティー設定、不正アクセスを防ぐためのネットワーク監視など、仕事で運用するすべてのPCに対して一律に管理する必要がある。また、PCを支給されたスタッフのすべてがPCに慣れているわけでもない。さらにいうと、営業職などの外回りがメインとなる業務でPCを運用する場合、ラフに使ったためにPCの故障が発生すると、技術力を持ったサポート部隊に面倒を見てもらわないと復旧するできない事態になる。

 実際、レノボの調査でも、企業がPCを保有するために掛かるコストの20%がハードウェアとソフトウェアの購入価格で、80%は導入、データ移行、サポートのコストになるというデータが示されている。

 しかし、以上のような問題を解消して、中小企業でも安心してPCを導入できる「PC」が存在する。それが、ノートPCの代名詞ともいえるほどの知名度を確立し、数多くのビジネスPCユーザーから揺らぎない信頼を得ている「ThinkPad」シリーズだ。

軽くて速くて頑丈なThinkPad T400がビジネスを救う

充実したThinkPadラインアップで「ハイパフォーマンス薄型ノート」の位置付けにあるThinkPad T400

 そのThinkPadシリーズで、いま最も企業導入に適しているのが「ThinkPad T400」だ。効率が厳しく要求されるビジネス現場で必要な高い処理能力、営業活動を阻害することなく持ち歩ける軽量ボディ、長時間バッテリー駆動を可能にする省電力設計、そして、タイトなスケジュールでPCの扱いがつい雑になりがちな状況でも故障しにくい堅牢性など、現代のビジネス現場で求められる特性をすべて備えているのだがら、これはもう注目しないわけにはいかない。

 ノートPCの開発で特に困難を極めるのが、「高い処理能力」「省電力設計」「持ち運びやすい軽量薄型のボディ」の両立だ。ここに挙げた各要素は、どれもが相反する性質を持つ。高性能を実現するCPUやチップセットを搭載すれば消費電力が増え、バッテリー駆動時間は短くなり、CPUやチップセットから発生する大量な熱でも支障なく動作するために、ボディサイズは厚く、大きく、そして重くなってしまう。

 この問題を解決する最も重要なパーツがCPUだ。高性能でも消費電力を抑えるという困難な条件を満たすのが、モバイルPC向けに開発された「インテル® Core™ 2 Duo プロセッサー」シリーズだ。標準構成のThinkPad T400が搭載する「インテル® Core™ 2 Duo プロセッサー P8700」(動作クロック 2.53GHz)は、45ナノプロセスルールを採用した「Penryn」(開発コード名)と呼ばれるモバイル向けCPUでは最新のアーキテクチャを採用したデュアルコアモデルで、3Mバイトの2次キャッシュメモリを搭載する。

 モバイル向けのインテル® Core™ 2 Duo プロセッサーでは、消費電力を抑えた低電圧版プロセッサーと超低電圧版プロセッサーも用意され、消費電力の目安となる「TDP」がそれぞれ17ワット、10ワットに設定されているが、TDPを抑えるために動作クロックを低くして性能も抑えている。しかし、「ThinkPad T400」では高い処理能力を実現するために、標準電圧版プロセッサーを採用して2GHz半ばという速い動作クロックを確保しているが、従来の通常タイプCPUのTDPが35ワットであったところを25ワットまで下げることに成功している。このこともThinkPad T400が高い処理能力と軽量ボディの両立に貢献しているのだ。

高いパフォーマンスと薄いボディを実現したThinkPad T400に搭載されたインタフェース。左側面はアナログRGB出力とFAXモデム、有線LAN、2基のUSB 2.0、PCカードスロット(Type II準拠)、ExpressCardスロット(/34、/54対応)を搭載する(写真=左)。前面には左寄りにIEEE1394(4ピン)と無線LANのオン/オフスイッチがある(写真=中央)。右側面にはウルトラベイに準拠した光学ドライブが用意される(写真=右)

さらに薄く軽いThinkPad T400sも登場

 また、ThinkPad Tシリーズの最新モデルとして2009年6月24日に「ThinkPad T400s」が登場した。この最新モデルでは、ThinkPad T400より25%も薄くなったボディを採用し、重さも約1.79キロとこちらもThinkPad T400シリーズより20%も軽くなりながらも、標準電圧版プロセッサーのインテル® Core™ 2 Duo プロセッサー SP9400(動作クロック 2.4GHz)を搭載してパフォーマンスを維持している。より薄くより軽くなって、高い処理能力を可能にしたThinkPad T400sも、携帯利用を重視する多くのビジネスユーザーから注目を集めている。

 長年ThinkPadシリーズを愛用しているベテランユーザーもThinkPad T400sは注目されている。その理由は、開発者が「歴代のThinkPadで最高」と語るキーボードの搭載だ。ThinkPadシリーズは従来から打ちやすいキーボードがユーザーから支持されてきた。ビジネスで最も利用頻度の高い文章入力において、キーボードの打ちやすさはCPUなどの基本性能とともに重要なポイントとなる。ThinkPad T400sでは、キーボードを本体構造で支えることで従来から格段に打ちやすくなったことに加え、使う頻度が高い「Deleteキー」「Escキー」で2段分の高さを確保することで打ち間違いを少なくする工夫が施されている。

 ThinkPad T400sでは、ビジネスで使うノートPCのために開発された、vPro™ テクノロジー インテル® Centrino® 2に対応しているので、そこで組み込まれた強力なPC管理機能を利用できるのも特徴だ。vPro™ テクノロジー インテル® Centrino® 2では、社員に配布したThinkPad T400sとワイヤレスで接続することでリモート操作やシステムの診断、修復などが可能になるほか、インテル® アクティブ・マネージメント・テクノロジーを利用して、電源をオフにしたThinkPad T400sでもリモート管理を可能にし、ファイアウォールを超えた遠隔設定ができるようになる。

ThinkPad T400sは薄く軽いThinkPad X300シリーズの技術を導入しつつ、性能も確保した新シリーズだ(写真=左)。ThinkPadで最高といわれるキーボードではDeleteキーとEscキーが2段分になるなど、さらに使いやすくする工夫が施されている(写真=右)

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