ソニーが新型「VAIO P」を発表――デザイン一新、タッチパッド追加、加速度/地磁気/照度センサー内蔵:2010年PC夏モデル(1/2 ページ)

» 2010年05月10日 13時05分 公開
[ITmedia]

VAIOの“ポケットスタイルPC”が初のフルモデルチェンジ

デザインを一新した「VAIO P」

 ソニーは5月10日、ミニノートPC「VAIO P」の2010年夏モデルを発表した。“ポケットサイズPC”の愛称が付けられた横長の薄型軽量PCで、2009年1月に初代VAIO P(当時の製品名は「VAIO type P」)が発売されて以来、初のフルモデルチェンジとなる。本体サイズを維持しながら、ボディデザインは大幅に変更し、液晶ディスプレイ側のタッチパネルや操作を補助する各種センサーを追加、基本スペックの強化も行った。

 店頭販売向けの標準仕様モデルは、オレンジの「VPCP119KJ/D」、ピンクの「VPCP119KJ/P」、ホワイトの「VPCP119KJ/W」といった3つのカラーバリエーションを用意し、5月22日に発売する。価格はオープンで、実売価格は10万円前後の見込みだ。

オレンジのモデル「VPCP119KJ/D」
ピンクのモデル「VPCP119KJ/P」
ホワイトのモデル「VPCP119KJ/W」

 購入時に仕様のカスタマイズが可能なソニースタイル直販のVAIOオーナーメードモデルは5月17日に販売を開始する。また、4月28日に公開されたティーザー広告でのメール登録者向けには5月12日11時から先行販売が行われる。VAIOオーナーメードモデルの価格は7万9800円から、着荷は最速で5月22日の予定だ。

新デザインのボディを採用、液晶側にタッチパッドを内蔵

“つつむ、たたむ”からイメージしたという新デザイン

 新しいボディデザインは、側面から見ると布を三つ折りにしたように、1つのカラーで天面から、バッテリーを含む底面、キーボードまで囲むことで一体感を表現した。ティーザー広告に描かれたゼムクリップのようなイラストは、ボディ側面のデザインを表していたわけだ。なお、ボディカラーによらず、液晶ディスプレイ周辺、キーボード上部、側面のカラーはブラックで統一されている。

 液晶ディスプレイに関しては、右下に小型のタッチパッド、左下に左右のクリックボタンを新設することにより、本体を両手で抱えて使う場合に、左右の親指でのマウスポインタ操作がしやすくなっている。ソニーはこの操作方法を「モバイルグリップ・スタイル」と呼んでおり、2003年発売のミニノートPC「VAIO U(PCG-U101)」などで採用していたが、今回久しぶりに復活した。

8型ワイド液晶ディスプレイは1600×768ドット表示に対応。右下に小型タッチパッド、左下に左右のクリックボタンを搭載した
本体を両手で抱えて使う場合、右手親指でタッチパッド、左手親指でボタンを扱う「モバイルグリップ・スタイル」に対応
通常のノートPCのスタイルで利用する際に便利なスティック型ポインティングデバイスも引き続き搭載する

 また、本体の傾きを検知することで縦位置/横位置表示、送り/戻しの操作が行える「加速度センサー」、ユーザーの向いている方角を検知して「VAIO Location Search」や新搭載のデジタルコンパスガジェットで方角を表示できる3軸式の「地磁気センサー」、環境光の明るさに応じてバックライト輝度を自動調整して省電力化する「照度センサー」を新たに内蔵した。ノイズキャンセリングヘッドフォンに内蔵したマイクの指向性を自分の声に合わせ、騒がしい場所でも相手に声を伝わりやすくする「ビームフォーミング」にも対応する。

加速度センサーの内蔵により、本体を左右に傾けることでWebページや写真表示の送り/戻し操作(フリック)が行える
本体を縦向きに回転させれば、自動的に表示が縦位置に切り替わり(ターン)、縦長の情報が一覧しやすくなる
縦位置表示での操作例。タッチパッド、スティック、カーソルキーの方向設定は、ユーザーから見た向きに自動で切り替わる

 キーボードはEscとF1の間にあった半角/全角キーをEscの下に配置するなど、標準的なキーレイアウトに近づけている。主要キーで約16.5ミリのピッチ、約1.2ミリのストロークは変わらない。キートップの文字は、耐久性の高いレーザー印字を新たに採用した。

 キーボード下のワンタッチボタンは、「ASSIST」(サポートソフトの「VAIO Care」を起動)、「解像度切り替え」(1600×768/1280×600ドットに切り替え)、「WEB」(Windows 7を立ち上げずに利用できる高速起動のWebブラウズ機能「Quick Web Access」を利用)の3ボタンを搭載する一方、従来モデルにあったウィンドウ整列ボタンとインスタントモードはなくなった。

レイアウトがより標準仕様に近づいたキーボード
キーボードの右下には3つのワンタッチボタンを装備

Sony Style(ソニースタイル)
       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年10月24日 更新
  1. 若者向けのカラフルな新「Dell 14S」が日本上陸 11月1日まで4.5万円引きの14万9800円から (2026年10月22日)
  2. “置き場所に困る”大容量ポタ電の壁を打破! 冷蔵庫を3日動かすEcoFlow「DELTA Gen4」シリーズが日本上陸 (2026年10月23日)
  3. 折りたたみ型から薄型まで! スマホやタブレットで“本気”の文字入力に使える持ち運び用キーボードを選ぶコツ (2026年10月23日)
  4. 「iPhone Duo」を1週間使って分かった、全部盛りではない“上質さ” 心地いい開閉ヒンジの内部を見るために“非破壊検査”してみた (2026年10月21日)
  5. FCCLが「FMV Keyboard X」の一般販売を開始 ハイスペックマウス「FMV Mouse X」も同時発売 (2026年10月22日)
  6. 「Galaxy Watch9」を1週間使って分かったこと Pixel Watchと比べた使い勝手は? (2026年10月23日)
  7. スマホは「バッグの中」から「外」へ AULUMUのスリングバッグ2種で移動時のプチストレスを解消した (2026年10月22日)
  8. PFUから33万円キーボード「HHKB Professional Elite」登場! 英語配列のみで有線特化の“原点回帰” 全世界300台限定 (2026年10月22日)
  9. 約22万円の新型「Mac mini」で初めてのローカルAI体験 ストレージの価格高騰対策にピッタリかも (2026年10月20日)
  10. 14型モバイルノートPC「FMV Note U」に新モデル登場 約634gモデルに加えて「ゴジラ-0.0」コラボモデルも (2026年10月22日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー