“10時間動作のWバッテリー”だけじゃない、クロウト好みの機能にもニヤリ──「URoad-9000」実力検証(後編)“WiMAX Speed Wi-Fi”レビュー(2/3 ページ)

» 2011年05月20日 18時24分 公開
[ITmedia]
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「安定重視」の傾向 弱電界でも上りが速い通信速度

photo 強電界エリア(画像=上)と中電界エリア(画像=下)で計測した通信速度の結果

 では、WiMAXの通信速度はどうだろう。今回はWiMAXルータである「AtermWM3500R」と「egg」を用い、ほぼ同一時間、かつ同条件下で速度チェックを行った。

 まずは強電界エリア、屋内基地局から数メートルの場所で測定する。このエリアでは、URoad-9000も下り20Mbpsを記録したものの、WM3500Rが同22Mbps強とかなり大きな速度差がついた。一方、上り速度はどれもほぼ同じである。

 次に中電界エリアだ。アンテナバーでいえばURoad-9000で3本、WM3500Rで3本と2本を行き来するような場所となる(WiMAXなら十分強電界エリアなのだが、ここでは便宜上、中電界エリアとさせていただく)。このエリアではURoad-9000の値が良好で、下り18.4Mbpsを記録。対してWM3500Rは15Mbps台とやや低い結果だった。

 弱電界エリアは2か所、いずれもアンテナバー表示が0〜1本ながらWiMAXの接続自体は途切れない場所で計測した。1か所めは下り速度こそ拮抗したものの、上り速度はURoad-9000が安定して良好だった。もう1つは(筆者がeggを忘れてしまったので、URoad-9000とWM3500Rのみの比較とさせていただくが)下りこそWM3500Rが若干上回るものの、上りはURoad-9000はいずれも1Mbps越えとかなり、満足のいく値を示した。


photophoto 弱電界エリアで計測した通信速度の結果

 これらの結果より、下り速度の絶対値はWM3500Rが上回ることが多いものの、中弱電界エリアにおいてはURoad-9000の上り速度が優れる印象を持った。また、移動中でも途切れることが少なく、なんというか“粘り”のような感覚もあった。

 もっとも、今回検証した都心+関東近県における行動範囲においては、URoad-9000のみが接続でき、WM3500Rは接続できないという場所は見当たらなかったので、URoad-9000がアンテナレベルで特別に送受信能力が高い──とまで言い切れないのはお断りしておく。あえて傾向付けをするならば、下りのピーク速度ならWM3500R、中弱電界エリアでも安定傾向で上り速度も優れるのがRoad-9000といった感じである。

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