東名阪エリアの大都市圏を中心に対応エリアが次第に広がり、1日利用プランや無線LANサービスも開始、そして“内蔵PC”もラインアップが豊富になってきたモバイルWiMAX。CEATEC JAPAN 2009のUQコミュニケーションズブースに、“こういうのを待っていた”と思える、未発表の端末がいくつか展示されている。
まずはポケットに入る小型サイズの「EGG」(iWWR-1000J/ソフトアンドハード製)。既存モデル「WiMAX Wi-Fiゲートウェイセット」と同様の機能──モバイルWiMAX通信機能と無線LANルーター機能に加え、約5時間駆動するバッテリーをポケットに入るサイズの小さな“たまご形”ボディにひとまとめにしたのが特徴だ。厚さは目視で20ミリ(最厚部)ほどだろうか。このほかの詳細仕様や価格は未定だが、2009年秋ごろの発表を予定する。「いま、何月かを考えると……もうすでに秋ですよね。おそらく間もなく──と思っていただいて結構です」(説明員)と近日中の発表を示唆する。
もう1つも、バッテリーを内蔵する小型WiMAX/無線LANルーター。こちらはUD01NAなど、既存端末で投入例があるNECアクセステクニカ製の端末で、やはりポケットに入るほどのサイズのスクエアボディを採用する。こちらも2009年内(11月ごろ目安)の発売を目指すという。
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