国内・海外メーカー問わず、モバイルWiMAX機能を内蔵するPCはかなり増えてきた。2009年9月現在、PCに内蔵するモバイルWiMAXモジュールは無線LANとモバイルWiMAXを1つのMini PCI-Expressモジュールでまかなう「Intel WiMAX/WiFi Link 5150」(下り最大13Mbps/上り最大3Mbps)が主流だが、同社ブースにはモバイルWiMAXの通信速度をより向上させた「Centrino Advanced-N+WiMAX 6250(Intel WiMAX/WiFi Link 6250)」を搭載したノートPCも展示する。
WiMAX 6250は、IEEE802.11a/b/g/n準拠の無線LAN(2x2 MIMO)とモバイルWiMAX(1x2 MIMO)機能を備える、両面チップ実装のHalf Mini Card型モジュール。無線LANは最大300Mbps、モバイルWiMAXは下り最大20Mbps、上り最大6Mbpsで通信できる。


UQブースに展示ということは「viliv S5」もWiMAX内蔵モデルが出るのか!? ……あくまでデモ機のようだが、WiMAX内蔵なら普通にほしいという人は多そうだ。UQアンテナの位置情報とGPSの位置情報を組み合わせたエリア情報サービスなどを想定しているという(左) 国内未発売端末のPND「Clarion MiND」(Linux OS搭載/欧州・北米市場で発売)で自動車システム向けの利用シーンもアピールする(中) 10月1日に開始した無線LANサービス「UQ WiFi」は成田エクスプレスE259系で利用可能。この形状のWiMAXアンテナが屋根に設置されている。成田エクスプレス以外に、JR京葉線の“UQ化”(というか無線LAN対応)も計画されているという(右)
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