ケータイとしては高解像度だが、PCとしては解像度が低く画面も小さい。Windows 7ケータイF-07Cの“Windowsモード”動作時は、「小さいので使いにくいのではないかと心配されるが、そんなことはない」(富士通の齋藤執行役員)とする使いやすさの工夫も取り入れている。
IE起動までの動きをチェック。さすがに若干もたつきを感じる印象である。ちなみにインターネット通信はAtermWM3500R電波読みで3本と良電波エリア(確実に下り数Mbpsは記録する場所)のWiMAXルータ経由で行っている(以下同)
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キーボードとトラックボール部のアップ。トラックボール部の短押しか左上部の専用キーで左クリック、ボールの長押しで右クリックとなる
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HDMIでディスプレイと接続した別売りクレードルに差すと、本体の画面が消え、外部ディスプレイに表示が切り替わる。外部/内蔵どちらも同時に表示するクローン/スパン表示は行えない。本体右側面のモード切り替えキーでWindowsモードとケータイモードが切り替わる
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まずは専用ランチャー「タッチコンソール」。本体右側面のメニューキーより大きめのアイコン表示で、よく使うアプリケーション用ランチャーメニューと実行中タスクの切り替え機能を用意し、タッチ操作で扱いやすいよう構成する。ブラウザ利用時は画面右側に戻る/お気に入り/URL入力など5つの大きめなボタンを配置するメニューにも切り替わる。
タッチコンソールよりIEを起動。適当にスクロールさせてみた
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F-07Cには2年ライセンス版のOffice Personal 2010もプリインストールし、WordやExcelといったオフィスデータもそのまま扱える。本体右側面の「ズームキー」よりワンタッチで拡大/縮小(ズームキーを長押し)できるので、内容がぎっしり詰まったExcelデータも詳細部分を拡大しながらの視認・編集作業を容易にする。ビジネスシーンにおいてはこの手の報告書データがメール添付で届く→その場で確認・修正・返信し、さらにそのままケータイモードの電話で指示・報告する──といったことも1台で手軽に行えてしまう点なども訴求したいという。
特徴的なアプリケーションには「電子辞書アプリ」と「DVDドライブ共有機能」などをプリインストールする。電子辞書は明鏡国語辞典、ジーニアス英和・和英辞典、新漢語林MX版、三省堂デイリー3か国語辞典、三省堂デイリー3か国語会話辞典、学研パーソナル統合辞典など、全18種類の辞書コンテンツを標準で利用できる。
DVDドライブ共有機能は、LAN内にある別PCの光学ドライブを本機用に共有利用できるようにするアプリケーションだ。F-07CのDVDドライブ共有機能アプリより、他方のPCにインストールするひも付け済みのサーバソフトウェアを生成→他方のPCにインストールする仕組みで利用する。LAN内に別の光学ドライブ付きPCがあれば、別売りのクレードルなしでも光学メディアからのアプリケーションインストールが行える。
発表会で行われたF-07Cのデモンストレーション。Windowsモード使用時に着信があると自動的にケータイモードに切り替わる
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