「Stora」と「Push2TV HD」でホームネットワークを徹底活用!!みんなつながってるんだよ(3/3 ページ)

» 2011年07月01日 11時22分 公開
[瓜生聖,ITmedia]
前のページへ 1|2|3       

Push2TV HDを使ってリビングの大画面テレビをPCと連携

1080pで出力可能な「Push2TV HD」(PTV2000)

 動画などのメディア再生では、スマートフォンのように「どこでも楽しみたい」というニーズがある一方で、「大画面で楽しみたい」というニーズも少なくない。DLNAに対応したネットワークメディアプレーヤー機能を持つ機器を用いることで、Storaに格納したコンテンツを大画面TVで閲覧することもできるが、もう1つ別のアプローチとして登場したのがインテルの新技術、「WiDi(ワイダイ)」だ。

 WiDiはインテルの提唱するワイヤレス・ディスプレイテクノロジーで、Corei3/i5/i7プロセッサ、第2世代Centrino、インテルHDグラフィックスを搭載し、インテルMy WiFiテクノロジーとインテルワイヤレス・ディスプレイが動作する対応ノートPCで利用できる。出力側にWiDiアダプタを接続することで、ワイヤレスで手軽に利用できるのが特徴だ。ネットギアのWiDiアダプタ「Push2TV HD」は、HDMI端子とコンポジット端子を持っており、古いテレビからPC用ディスプレイまで幅広く利用できる。

Push2TV HDの本体全面/背面。テレビ脇に置いても気にならないサイズだ。HDMI端子とコンポジット端子を備える

 WiDiの使い方は簡単だ。PCにインストールされたWireless Displayソフトから対応機器を検索して、接続すればいい。接続時の認証にはパスワードを入力する方法と、プッシュボタンによる認証なども選択できるが、Push2TV HDの場合はPINを入力する。Push2TV HDがWiDi対応ノートPCで検知されると、画面上に4ケタの数字が表示される。これを入力すれば完了だ。一度認証してしまえば後は有線接続のディスプレイと同様に使うことができる。

Push2TV HDの設定は非常に簡単だ。ノートPCのWireless Displayソフトが、自動的にWiDi対応アダプタを検出するので、PTV2000を選択後画面に表示されたセキュリティコードを指示に従って入力するだけでいい。その後は、通常のディスプレイと同じようにワイヤレスで利用できる

DVDやBlu-rayなどの著作権保護コンテンツも再生可能に

 今や家庭内に無線LANのアクセスポイントを設置するのは一般的となっており、無線LANに対応していないルータやノートPCは少数派となっているくらいだ。そのような環境では外出先で使用したノートPCを自宅のネットワークに接続する、という意識すらほとんどないかもしれない。自室でスイッチを入れれば自動的に自宅ネットワークに接続されるという感覚だ。

 それが今度は大型ディスプレイにまで広がったと考えれば分かりやすい。ホームネットワークにつなげるのに特別な配線が不要なように、自宅の大型テレビにPCの画面を写すのに特別な配線は不要、という時代がすでにきているのだ。

 テレビの大画面化・低価格化、そして地デジ移行による買い換えなどにより、30型以上のテレビを持っている家庭はかなり多くなっている。そしてそれらのほとんどが外部入力端子としてHDMIを搭載している。リビングのテレビは、自宅の中で最もリッチに映像コンテンツを楽しむことができるデバイスなのだから、PC用コンテンツといえどテレビに映し出さない手はない。WiDiはその妨げの大きな要因となる「配線の面倒さ」から解放してくれる。

WiDiに対応した東芝の最新ノートPC「dynabook Qosmio T751」

 WiDiはオフィスの会議室でも有効に活用できる。来客用に社内ネットワークとは切り離したインターネット接続可能な無線LANアクセスポイントを用意している企業はままあるが、ことディスプレイやプロジェクタとなると堅く長いケーブルを引き回し、発表者が変わるたびにケーブルをつなぎ替えているのが現状だ。それがWiDiで代替できれば非常にすっきりとした、スマートな会議室となるだろう。

 さらに、今後のWiDi普及に弾みをつけると期待されているのが、6月29日にリリースされたばかりの最新バージョン「WiDi 2.1」だ。これまでWiDiの評価では、Youtubeやニコニコ動画などのインターネットコンテンツを大画面テレビで視聴する、自分で撮りためた動画や写真をみんなで見るといった活用方法がフォーカスされてきたが、その一方でDVDやBlu-rayタイトルなどの著作権保護コンテンツを再生できないという点が弱点になっていた。しかしその制限もWiDi 2.1で解消されることになる。

 WiDi 2.1は現在、ノートPCメーカーやアダプタメーカーで検証が進められており、もちろんPush2TV HDでもサポートされる予定だ。WiDiは、CoreiシリーズにCentrinoを組み合わせた最新ノートPCであれば、追加チップなしでサポートできるという強みを持つ。近い将来、気がつけばノートPCの大半がWiDiに対応していた、という可能性は十分にある。

 先に紹介したStoraとあわせて、自宅のさまざまな機器をホームネットワークに接続し、相互に連携させて、もっと便利に活用してみてはいかがだろうか。

前のページへ 1|2|3       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年06月27日 更新
  1. Apple製品が一斉値上げ、Mac Studioは9万円超も 主要モデルの新価格まとめ (2026年06月25日)
  2. 血管の健康状態も可視化! サブスク不要で「振動通知」を備えた意欲作のスマートリング「RingConn Gen 3」を試す (2026年06月25日)
  3. 手首の負担を減らす“逆チルト”が秀逸! Razer初の多機能エルゴキーボード「Pro Type Ergo」はオフィスの救世主に (2026年06月26日)
  4. Gemini搭載「Google Home スピーカー」は買いか? 6年ぶりの新モデルを試して分かった賢さと課題が見え隠れする“次世代機”の現在地 (2026年06月24日)
  5. 実売2000円台とコスパ最強だけど玄人向け? 断線や充電専用ケーブルも一目で判明するXYZA「USB-C CABLE CHECKER 2」の実力 (2026年06月26日)
  6. 8980円の「SwitchBot 屋外パンチルトカメラ5MP」を試す 約500万画素で人物追跡、有線LAN接続も (2026年06月24日)
  7. 間もなく登場するWindows 11次期アップデート「26H2」で何が変わる? 2027年に向けたUI進化と高速化 (2026年06月23日)
  8. AM4の勢いは止まらない!? 熱伝導シート付属の「Ryzen 7 5800X3D 10th Anniversary Edition」が登場 (2026年06月27日)
  9. ビックカメラがBTOデスクトップPCの販売を開始 (2026年06月26日)
  10. カジュアルゲーマーの最適解になる? 日本HPのゲーミングノートPC「HyperX OMEN 15」のIntelモデルを試す (2026年06月25日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー