NEC、AtermルータシリーズのVPN対応モデル投入へCEATEC JAPAN 2011

» 2011年10月05日 21時00分 公開
[岩城俊介,ITmedia]

AtermシリーズにVPN対応モデル

photo VPN接続を積極サポートするAtermシリーズのVPN対応試作機。会場では、ノートPCとNECアクセステクニカ社内に設置した同試作機でVPNを張った環境でデモが行われていた

 NECアクセステクニカは、CEATEC JAPAN 2011のNECグループブースで個人向け無線LANルータ「Aterm」シリーズのVPN対応モデル試作機を公開した。

 Atermシリーズは、個人・一般家庭向けとして多くのシェアを獲得する無線LANルータ。AtermWR8700Nなど上位志向のモデルでは、AV機器の無線LAN化も訴求する5GHz帯と2.4GHz帯の同時利用に対応し、階上の部屋にも電波がよく届くハイパワー仕様などの特徴を訴求。最新のAtermWR8600NはスマートフォンでのダイナミックDNSによるリモートリモートアクセスをサポートする「ホームIPロケーション」といった個人PC/スマートデバイスユーザーにニーズのある機能を搭載する。一方VPN機能については、価格帯やこれまでのユーザーニーズの違いなどの点で積極サポートはされておらず、VPN機能を望む個人ハイクラス層は、他社、あるいはSOHO/SMB向けのVPN対応ルータを導入する手段をとっていた。

 ただ「最近、震災と電力不足の対策の1つとして、ビジネスコンシューマー層の自宅勤務やモバイルワーク環境を構築・見直す動きが活発になっている。またスマートデバイスの普及により、リモートアクセスを行いたいという需要がグッと増した。このため、個人向け機器でも手間なく安全に通信できるVPN機能の需要が増えるのは間違いないと思うが、まずは試作機でどんな反応があるかを見るために展示に踏み切った」(説明員)とし、SOHO・SMB向けロー/ミドルエンドVPNルータの4〜6万円台、個人向け高機能志向の無線LANルータの1〜1.5万円台、その中間(やや個人向け寄り)の価格帯で製品化を目指すようだ。

 試作機はAtermWR8700Nと同じボディだが、無線LAN機能をそのまま高機能を維持しつつ、L2TP/IPSecによるVPNサーバ機能をひとまずサポートし、PPTP、自宅サーバ用も想定した高速スループット性能、ルータ機能、リモート管理機能、ロギング機能の搭載も想定するという。


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