“Ivy Bridge”なプレミアムCore i7ノート、新デザイン+新CPUの「LaVie L」実力チェック長く使える高性能と安心感を(3/3 ページ)

» 2012年05月08日 11時05分 公開
[今藤弘一(撮影:矢野渉),ITmedia]
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新プラットフォームの威力か、パフォーマンスは申し分なし

photo Wndowsエクスペリエンスインデックスの結果

 では、Ivy Bridge世代のCPUを搭載した本機のベンチマークテストの結果を見ていこう。

 まず、Windows エクスペリエンスインデックスの値は、一番低いHDDが5.9となったほかは、プロセッサ、メモリ、グラフィックスに至るまでかなり高い値を示した。中でもグラフィックスは、第3世代Core iシリーズに統合するIntel HD Graphics 4000の効果か、前世代のCPU統合グラフィックスのモデルより性能がかなり向上したことが伺える。

 このほか、総合的なPC性能をテストする「PCMark Vandage」および「PCMark 7」も全体的になかなか高いスコアをマークした。Sandy Bridge世代のA4オールインノートとなる富士通「FMV LIFEBOOK AH77/E」と比べても、やはり全体的にスコアが上回っていることが分かる。

 もう1つ、3D描画性能を計る3DMark Vandageでは、CPU ScoreこそAH77/Eとあまり変わらないが、Graphics Scoreがほぼ倍になったのも上記Intel HD Graphics 4000のグラフィックス性能がかなり向上したことを示している。3DMark 06やMHFベンチマーク【絆】、ストリートファイターIVベンチマークテストでもその結果は顕著に表れており、3Dグラフィックス性能を要するゲームタイトルも、フレームレートや効果レベルなどを落とせばある程度は遊べてしまえるほどの実力がある。

photophoto PCMark7(左)、PCMarkVantage(左)の結果
photophoto 3D Vantage(左)、3DMark06(右)の結果
photophoto MHFベンチマーク【絆】(左)、ストリートファイターIVベンチマーク(右)の結果。ストリートファイターIVベンチマークは、「低負荷設定」アンチエイリアス:NONE、垂直同期:OFF、モデル:高、背景:高、ソフトシャドウ:低、セルフシャドウ:低、モーションブラー:低、パーティクル:中、エクストラタッチ:OFFにて、「高負荷設定」はアンチエイリアス:4xAA、ソフトシャドウ:高、セルフシャドウ:高、モーションブラー:高、パーティクル:高、エクストラタッチ:OFF、ほか同一にて実施

 バッテリー動作時間は、カタログ値で4.5時間。こちらはA4オールインワンノートとしてはかなり長めの仕様となっている。「BBench 1.01」(海人氏作 設定はIEEE802.11n接続、10サイト60秒間隔でのWeb巡回、10秒間隔でのキーストローク)で計測したところ、電源モード:ECOで2時間9分31秒、同バランスで1時間23分9秒、LaVie(標準)で1時間18分27秒動作し、バッテリー残量5%で休止状態に移行した。

 こちら、カタログ値とはかなり差が出たが、A4オールインワンノートといえども、時にはプライベートルームからリビングルームやキッチン、さらにはベランダなどへ持ち出して使うこともある。若干長く持ち出す場合は、ECOボタンを押して積極的にECOモードで使うよう心がけるとよさそうだ。

コストパフォーマンスに優れた、安心オールインワンノート

photo

 LaVie Lは、NECのノートPCラインアップにおける上位モデルだ。今回試用したLL750/HSの発売時実売価格は18万5000円前後となる。昨今のPC価格からすると少々高額に思えるかもしれないが、新世代のCore iシリーズを中心に基本性能は今後数年は十分使える実力を持っており、さらに国内PCメーカーであるNECならではのサポート体制もあると考えると、コストパフォーマンスはそれなりに高いと評価できる。

 本機はフルHD対応パネルではないのが少し残念ではあるものの、比較的近い距離で画面を見る分、映画とアニメのBlu-ray Discタイトルもかなりの迫力で楽しめる。本体に内蔵するヤマハと共同開発したサウンドシステムも非常に良好で、高音質なサラウンドも体験できた。プライベートルームでの利用にちょうどよいのだ。

 このため、初心者向けのお助けソフトやサポート体制が充実していることも含めて「はじめてのパソコン」に申し分なく、「家族用として導入」するのも適している。さらには、本機の持つプレミアム感とともに無償電話サポートも必要と考える「お父さんが使う2台目のパソコン」としてもかなり役立ってくれるだろう。

直販サイトモデルはさらに高性能にカスタマイズも可能

 NECの直販サイト「NEC Direct」では、今回試用したモデルより高性能な仕様でカスタマイズオーダーできる「LaVie G タイプL」も用意する。

 主なカスタマイズメニューは、

  • より高性能な「Core i7-3720QM」の選択肢
  • SSDをHDDのキャッシュとして使用し、ストレージ性能を向上させる「インテル スマート・レスポンス・テクノロジー(ISRT)」構成のHDD+SSDデュアルストレージ仕様
  • 無線LAN型3波チューナー「ワイヤレスTVデジタル」の追加
  • 「Bluetooth」の追加

 などがある。よりこだわりの仕様を望む人は、このNEC Directモデルもチェックしてみてほしい。



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