PS3からnasneをコントロールする場合は、nasneに付属するtorne Ver.4.0を使うが、VAIO向けには専用ソフトとして「VAIO TV with nasne」が用意される(β版がnasneの発売日である7月19日にVAIO UPDATEで配信される予定。Windows 7を搭載するVAIOユーザーは無償で利用可能)。
VAIO TV with nasneでは、torneに見られる操作の簡単さを継承しつつも、PC画面にあわせたユーザーインタフェースや、PC独自の魅力を追加したという。デモで披露された開発中の画面では、メイン画面上部にhome/video/guide/schedule/tvの5カテゴリが並び、下部に左から現在視聴中のチャンネル/未視聴の録画済み番組/オススメ・注目番組で区切られた3ペイン構成のUIになっていた。
最大の特徴は、nasneに録画した番組をBlu-rayやDVD、(VAIOの)HDDに書き出せる点で、「video」を選択して表示される録画済み番組一覧から再生するだけでなく、「HDDへの転送」や「ディスク書き出し」が1クリックで行えるようになっている。Vita向けの書き出しと異なり、録画した画質そのままで持ち出せるのはVAIO連携ならではのメリットだ。また、torneで登録できるnasneは最大4台だが、VAIO TV with nasneは8台まで登録でき、最大8番組同時録画に対応する。なお、再生コントロールについては、倍速再生などのトリックプレイのほか、torne Ver.4.0と同じシーンサーチなども利用できる。
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