「DZ77RE-75K」で、Visual BIOSとThunderboltを使ってみた:イマドキのイタモノ(2/3 ページ)

» 2012年06月02日 18時42分 公開
[林.佑樹,ITmedia]

Widnowsっぽく扱える「Visual BIOS」

 オーバークロックやダウンクロックは、自作PCユーザーに長く使われてきた“設定技”だ。マザーボードをだけでなく、CPUもダメージを受けるリスクがあるため、スペック至上主義やゲーミング用でのトライアルが主な目的となる上級ユーザー向けの手段になっている。その、オーバークロック設定で避けて通れなかったのが「BIOS」だ。もちろん、オーバークロック設定に限らず、オンボードコントローラの有効無効の切り替えから、システムのセキュリティ設定、状態監視など、マザーボードの設定に関することについてなにかを行おうとすると必ず利用することになる(いまでは、便利なユーティリティがそろっているが)。しかし、GUI全盛の今となっては、従来からあるBIOSは、慣れているユーザーは別として、構造を把握しにくい。

 そこを解決すべく、インテルのマザーボードで導入したのが「Visual BIOS」だ。Windowsのアプリケーションのような画面と機能をそなえ、マウス操作が可能になっている。「実はBIOS画面からマザーボードの設定をするのは初めてで」というユーザーも操作しやすい。システムも状態確認や、使用しないオンボードコントローラをオフにするなどの操作従来のBIOS画面と比べると、かなり操作しやすくなっている。

BIOSを起動すると、この画面からスタートする。「Processor」の動作クロックの変更はスライダー方式になっている(写真=左)。項目の切替は画面上部のタブを“クリック”して行う。「Main」では、Processor、Memory情報のほか、イベントログが確認可能だ。起動して最初に表示するページの設定もできる(写真=中央)。「Devices & Peripherals」では、オンボード機能に関する設定を行う。機能ごとにタブが分かれており、このタブではUSBのポートごとのオンオフを設定する(写真=右)

「SATA Drive」では、チップセットの機能を選択できる(写真=左)。「Video & Other Devices」では、グラフィックス機能の設定以外に、オンボードで用意する機能の有効無効を設定できる(写真=中央)。「PCI Slots」は、PCIとPCI Expressの拡張スロットにおける使用状況が確認できる(写真=右)

「Cooling」は、Real-Time MonitoringとFan Speeds、Temperatures、Voltagesの項目に分かれている。「Real-Time Monitoring」では、オーバークロック設定や夏を前にしたシステム温度のチェックに利用できる(写真=左)。「Fan Speeds」もBIOS側から細かく設定できる。対応ピンは4つあり、それぞれ最低回転数やコントロールパターンの変更などが行える(写真=右)

「Temperatuers」は、CPUやメモリ、PCH、VRの温度がしきい値を超えた場合にどうするかという設定ができる。あまりお世話になることはないが、Dampingができるため、熱が気になる環境にPCを設置している場合は確認してみるといい(写真=左)。「Voltages」は電圧を変更できる。プルダウンメニューから上昇幅を選べるため、手入力で桁がひとつ多かったというクリティカルなイベントを回避できる(写真=右)

「Performance」は利用する機会が多いだろう。「Summary」では現在の設定を横断的に確認できる(写真=左)。「Processor」の設定項目は多岐にわたる。慣れていないユーザーは、CPU動作クロックの下にあるスライダーを動かしてみるだけでもいい(写真=右)

「Memory」では、Processorと同様に電圧や動作タイミングなどの設定ができる(写真=左)。「Graphics」では、GPUの動作クロックn変更ができる(写真=右)

「Security」では、サイドパネルが開閉したときの警告や、BIOSアクセスにおけるパスワードなどを設定できる(写真=左)。「Power」では、起動に関する設定が行える。従来のBIOSと比べてあまり変化はないが、プルダウンメニュー内の表記が分かりやすくなっている(写真=中央)。「Boot」は、Bootに使用するデバイスの選択とBoot処理における表示設定ができる。Bootデバイスの優先度や、現在何を選択しているかも分かりやすい(写真=右)

画面右下にある「Search」は。テキスト入力から機能を呼び出せる。英語表記のみに対応。項目名が“うろ覚え”のときに便利だ(写真=左)。従来のBIOS表示にも対応しているので、こちらに慣れているユーザーも安心だ。ちなみにこの画面でもマウス操作は可能だ(写真=中央)。分かりにくいBIOS画面のままではなく、設定をまとめて確認できるようにレイアウトに配慮している(写真=右)

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