「もっと存在感を!」――省エネ8コアのOpteronにかけられる期待古田雄介のアキバPickUp!(3/4 ページ)

» 2012年06月18日 10時21分 公開
[古田雄介(ぜせ)&ITmediaアキバ取材班,ITmedia]
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「新製品コーナーは常に満員状態」――GeForce系新製品が安定して大量にデビュー

パソコンショップ・アークの新製品コーナー。「1ヵ月近く満員状態ですね」という

 先週も全体的に新製品が目立ったのはグラフィックスカードだ。特にGeForce系はさまざまなラインから新製品がデビューしている。

 ハイエンド系では、InnoVISIONのGTX 680カード「GeForce GTX680 2GB GDDR5」が登場。コアクロックを1100MHzまで引き上げたオーバークロックモデルで、メモリ容量は2Gバイト。価格は6万円弱だ。入荷したパソコンショップ・アークは「3スロット占有タイプですが、オーバークロックモデルで6万円切りしているので、コストパフォーマンスがいいですね。GPU人気もあるので、早めに売れると思います」と話していた。

 GTX 670搭載カードでは、ZOTACの「GeForce GTX 670 4GB」が注目されていた。4Gバイトと、通常の2倍の容量のGDDR5メモリを搭載しており、価格は5万2000円前後から5万6000円前後となる。ドスパラ パーツ館は「初回入荷分はすぐに売り切れました。価格のバランスを考えるとGTX 680カードと悩むところですが、大容量メモリを最優先に考える人もいらっしゃいますからね」と語る。

 ミドルレンジでは、ASUSTeKのGT 640カード「GT640-2GD3」が各ショップに入荷していた。2スロット占有タイプのクーラーを搭載しており、価格は1万2000円前後だ。TSUKUMO eX.は「ミドルレンジはあまり動きがありませんが、それでもASUSTeKが欲しいという人はいますね」という。

InnoVISION「GeForce GTX680 2GB GDDR5」(写真=左)。ドスパラ パーツ館のGTX 670価格表。ZOTACの「GeForce GTX 670 4GB」はすでに売り切れていた(写真=中央)。ASUSTeK「GT640-2GD3」(写真=右)

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