“軽い大画面”でWindows 8を使うならLet's!コレ!──「Let'snote B11」2012年PC秋冬モデル

» 2012年10月12日 14時00分 公開
[ITmedia]

CPUもさりげなく強化したWindows 8世代のB11

“12”になるかと思いきや、型番はそのままの「Let'snote B11」

 「Let'snote B11」の店頭向け新モデルは、Microsoft Office Home & Business 2010の有無が異なる2構成が登場する。OSにはWindows 8 Proを導入し、CPUは第3世代Coreプロセッサー・ファミリーのクアッドコアタイプで、従来の店頭向けモデルから動作クロックを高めたCore i7-3635QM(2.4GHz、Turbo Boost Technology有効時で最大3.4GHz)を搭載する。

 液晶ディスプレイは15.6型ワイドで、解像度は1920×1080ドット。本体にはDVDスーパーマルチドライブを内蔵するなど、OSとCPU以外の主な仕様は従来モデルと共通する。チップセットはIntel HM76 Expressを採用し、システムメモリは標準構成でDDR3を4Gバイト実装。本体搭載のインタフェースには、2基のUSB 3.0に1基のUSB 2.0、SDメモリーカードスロット、有線LAN、ステレオスピーカーを備えるほか、映像出力インタフェースとしてHDMIとアナログRGBを用意した。無線接続は、IEEE 802.11a/b/g/n準拠の無線LANが利用できるが、WiMAXとBluetoothは店頭モデルで利用できない。

 ボディデザインも従来モデルから変わらない。サイズは、370.8(幅)×229(奥行き)×31.4〜43.2(厚さ)ミリ。標準構成ではバッテリーパック[L]のみが付属し、これを搭載した状態の重さは約1.895キロになる。なお、オプションでバッテリーパック[S]を用意し、これを搭載した状態の重さは約1.775キロだ。バッテリー駆動時間はバッテリーパック[L]搭載状態で約6時間、バッテリーパック[S]搭載状態で約3時間となる。

 店頭モデルの出荷開始は10月26日からの予定で、実売予想価格は、Microsoft Officeが付属しない構成で17万5000円前後、Microsoft Officeが付属する構成で20万円前後になる見込みだ。

 Web販売限定のマイレッツ倶楽部モデルでは、OSにWindows 8 Proを導入するほか、Windows 7 Professionalへのダウングレードも可能だ。CPUは、Core i7-3635QM、チップセットはIntel HM76 Expressで店頭モデルと共通するが、本体内蔵ドライブはBDドライブを採用する。データストレージでは、容量1TバイトのHDDを搭載する構成のほかに、容量256GバイトのSSDを搭載する構成も用意する。なお、SSD搭載構成ではシステムメモリの容量が8Gバイトになる。無線接続では無線LANのほかにBluetooth v4.0も利用できるが、WiMAX、LTEデータ通信対応の構成はマイレッツ倶楽部モデルでも用意しない。

Let'snote B11店頭モデルの概要(その1)
シリーズ名 モデル名 タイプ 従来比較 CPU メモリ HDD OS 実売価格
B11 CF-B11 大画面2スピンドル Windows 8導入、CPU強化 Core i7-3635QM (2.4GHz/最大3.3GHz) 4GB (DDR3) 640GB 64ビット版 8 Pro 17万5000円前後
CF-B11(Officeモデル) 大画面2スピンドル Windows 8導入、CPU強化 Core i7-3635QM (2.4GHz/最大3.3GHz) 4GB (DDR3) 640GB 64ビット版 8 Pro 20万円前後
Let'snote B11店頭モデルの概要(その2)
シリーズ名 モデル名 液晶 解像度 チップセット 光学ドライブ GPU vPro/オフィス 重量
B11 CF-B11 15.6型ワイド 1920×1080 Intel HM76 DVDスーパーマルチ CPU統合 ○/− 約1895グラム
CF-B11(Officeモデル) 15.6型ワイド 1920×1080 Intel HM76 DVDスーパーマルチ CPU統合 ○/Office Home and Business 2010 約1895グラム

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