「Let'snote B11」の店頭向け新モデルは、Microsoft Office Home & Business 2010の有無が異なる2構成が登場する。OSにはWindows 8 Proを導入し、CPUは第3世代Coreプロセッサー・ファミリーのクアッドコアタイプで、従来の店頭向けモデルから動作クロックを高めたCore i7-3635QM(2.4GHz、Turbo Boost Technology有効時で最大3.4GHz)を搭載する。
液晶ディスプレイは15.6型ワイドで、解像度は1920×1080ドット。本体にはDVDスーパーマルチドライブを内蔵するなど、OSとCPU以外の主な仕様は従来モデルと共通する。チップセットはIntel HM76 Expressを採用し、システムメモリは標準構成でDDR3を4Gバイト実装。本体搭載のインタフェースには、2基のUSB 3.0に1基のUSB 2.0、SDメモリーカードスロット、有線LAN、ステレオスピーカーを備えるほか、映像出力インタフェースとしてHDMIとアナログRGBを用意した。無線接続は、IEEE 802.11a/b/g/n準拠の無線LANが利用できるが、WiMAXとBluetoothは店頭モデルで利用できない。
ボディデザインも従来モデルから変わらない。サイズは、370.8(幅)×229(奥行き)×31.4〜43.2(厚さ)ミリ。標準構成ではバッテリーパック[L]のみが付属し、これを搭載した状態の重さは約1.895キロになる。なお、オプションでバッテリーパック[S]を用意し、これを搭載した状態の重さは約1.775キロだ。バッテリー駆動時間はバッテリーパック[L]搭載状態で約6時間、バッテリーパック[S]搭載状態で約3時間となる。
店頭モデルの出荷開始は10月26日からの予定で、実売予想価格は、Microsoft Officeが付属しない構成で17万5000円前後、Microsoft Officeが付属する構成で20万円前後になる見込みだ。
Web販売限定のマイレッツ倶楽部モデルでは、OSにWindows 8 Proを導入するほか、Windows 7 Professionalへのダウングレードも可能だ。CPUは、Core i7-3635QM、チップセットはIntel HM76 Expressで店頭モデルと共通するが、本体内蔵ドライブはBDドライブを採用する。データストレージでは、容量1TバイトのHDDを搭載する構成のほかに、容量256GバイトのSSDを搭載する構成も用意する。なお、SSD搭載構成ではシステムメモリの容量が8Gバイトになる。無線接続では無線LANのほかにBluetooth v4.0も利用できるが、WiMAX、LTEデータ通信対応の構成はマイレッツ倶楽部モデルでも用意しない。
Let'snote B11店頭モデルの概要(その1) | ||||||||
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シリーズ名 | モデル名 | タイプ | 従来比較 | CPU | メモリ | HDD | OS | 実売価格 |
B11 | CF-B11 | 大画面2スピンドル | Windows 8導入、CPU強化 | Core i7-3635QM (2.4GHz/最大3.3GHz) | 4GB (DDR3) | 640GB | 64ビット版 8 Pro | 17万5000円前後 |
CF-B11(Officeモデル) | 大画面2スピンドル | Windows 8導入、CPU強化 | Core i7-3635QM (2.4GHz/最大3.3GHz) | 4GB (DDR3) | 640GB | 64ビット版 8 Pro | 20万円前後 | |
Let'snote B11店頭モデルの概要(その2) | ||||||||
シリーズ名 | モデル名 | 液晶 | 解像度 | チップセット | 光学ドライブ | GPU | vPro/オフィス | 重量 |
B11 | CF-B11 | 15.6型ワイド | 1920×1080 | Intel HM76 | DVDスーパーマルチ | CPU統合 | ○/− | 約1895グラム |
CF-B11(Officeモデル) | 15.6型ワイド | 1920×1080 | Intel HM76 | DVDスーパーマルチ | CPU統合 | ○/Office Home and Business 2010 | 約1895グラム | |
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