Windows 8の登場とほぼ同時に、新OSに対応したチューナーカードやユニットも登場した。アイ・オー・データ機器の「GV-MVP/XS3W」と「GV-MVP/XS3」「GV-MVP/XZ3」で、価格は順に1万8000円前後と1万3000円前後、1万3000円前後となる。GV-MVP/XS3Wはデジタル3波チューナーを2基備えるPCI Express x1カードで、GV-MVP/XS3は同様のシングルチューナーカード、GV-MVP/XZ3はUSB接続のデジタル3波対応シングルチューナーユニットとなる。
入荷したツートップ秋葉原本店は「互換性の高いOSでも、チューナー関係だけは引っかかることが多いので、8に移行する際チューナーも新調するという人はいらっしゃると思います。このタイミングに間に合わせるのは流石ですよね」と話していた。
SSDの新製品も多かった。特にサムスンの新世代エントリーシリーズ「SSD 840」が目立っていた。500Gバイトと250Gバイト、120Gバイトモデルがあり、価格は順に3万7000円前後と1万6000円前後、9000円前後となる。旧世代「SSD 830」シリーズからコントローラーやプロセッサ、NANDフラッシュを改良しており、「ランダムアクセスの性能がかなり向上しました」(ツートップ秋葉原本店)という。容量別の3モデルのうち、特に250Gバイトモデルがヒットを期待されている様子だった。
また、東芝のリテールパッケージ入りSSD「X-gale SSD」も登場している。256Gバイトと128Gバイト、64Gバイトの3種類で、価格は順に1万3000円弱と7000円弱、4000円弱だ。SATA II接続となる。入荷したパソコンショップ・アークは「読めない漢字がプリントされた、海外向けっぽい箱ですね。ある意味貴重なモデルだと思います」と話していた。
最後は、パソコンハウス東映に入荷したパトリオットのUSBメモリ。クリスマス仕様のデザインモデルで、16Gバイトモデルは1880円、8Gバイトモデルは1380円、4Gバイトモデルは880円の値が付けられている。同店は「アキバ的に、クリスマス始まりましたということで、仕入れました。スポット的なモデルなので12月24日までもつか分かりませんが、まあ季節モノですから、風情を感じた方はぜひ買ってください」と控えめに語る。Windows 8の後は、もう年末の足音……。
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