マイクロソフトの次世代OS「Windows 8」が発売される10月26日に向けて、各ショップにさまざまなポスターやPOP、宣伝素材などが見られるようになった。DSP版の通常パッケージケースのほか、自作応援キャラクター「窓辺ゆう/あい」をあしらったWindows 8 Proの限定バージョンの外箱も多数出回り、そこかしこに「8」の文字が躍るようになっている。
ユーザーの反響も上々のようで、合計888本限定生産のWindows 8 Pro「秋葉原リミテッドエディション」はすでに入荷分の予約が埋まったショップもいくつかあった。そのうちの1つ、TSUKUMO eX.は「ゆう版もあい版も拮抗してよく売れていますね。売れ方としては理想的といえます」と喜ぶ。
そして、26日(金)0時発売にあわせた25日夜からの深夜販売イベントにも、すでに複数のショップが名乗りを挙げている。TSUKUMO eX.やパソコンショップ・アーク、ZOA秋葉原本店、マウスコンピューター秋葉原ダイレクトショップのほか、ドスパラ系列(パーツ館、秋葉原本店)とユニットコム系列(ツートップ秋葉原本店、フェイス秋葉原本店、PC DIY SHOP FreeT、パソコン工房秋葉原店)、ソフマップ系列(秋葉原本館、秋葉原リユース総合館)など、複数の系列店で参加するところも目立つ。
加えて、ベルサール秋葉原では21時からWindows 7 Mania 事務局主催の総合イベント「DSP版Windows 8発売記念 前夜祭」が開かれる予定だ。自作PC系雑誌の編集長によるセッションや、テクニカルライターの高橋敏也氏と窓辺ゆう/あいの声を担当する西明日香氏/田村奈央氏のトークコーナーなどで盛り上げる。
Windows 7の深夜販売イベントには1000人を超えるユーザーが集まり、予想以上の反響から「10年に1度クラスのお祭り」といったコメントも聞いた。今回は現時点で当時を超える参加ショップがあり、期待値の高さを伺わせている。
ソフマップ秋葉原本館は「Windows 8は目新しい機能がたくさんありますし、自作の観点からもマルチディスプレイの設定が細かくできたり、複数ストレージの管理の幅が広がるなど、魅力的なポイントも多いです。なんだかんだで気になっている人は多いと思いますよ」と話していた。
また、別のショップは「グラフィックスカードでも深夜販売イベントが実施されるほど、自作関連で盛り上がるネタを街全体で欲しているところもあります。Windows 8は今年の自作ネタで間違いなく一番なので、期待値はものすごくあります。参加ショップの多さはそれを反映していると思いますよ」と内情を明かす。10月25日夜からのイベントの様子も、追ってリポートしたい。
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