PCケースはキューブ型モデルが複数登場している。Fractal Designからリリースされたのは、mini-ITX/DTXタイプの電源なしモデル「NODE 304」。フロント上部に3.5/2.5型ベイが6基あるのが特徴だ。5インチベイは非搭載で、価格は1万円弱となる。
パソコンハウス東映は「光学ドライブはなくていいという人も多いですから、こういう割り切ったモデルが人気を集めるチャンスはけっこうあると思います。拡張ブラケットは2本ありますし、USB3.0ポートも前面についているので、色々な構成で使えそうです」と語る。
同じタイミングで、abeeからも5型フロントベイのないキューブモデルが登場している。mini-ITXタイプの「acubic RC04」とmicro ATXタイプの「acubic RC07」で、価格は順に3万円前後と3万5000円前後。ともに、フロントとトップ、左右側面パネルにヒンジがついており、外さずに倒して内部を解放する仕組みを採用している。
フロント上部には、あえてシャドウ化した5型ベイを1基用意しているのが特徴だ。TSUKUMO eX.は「外見をしっかり整えつつ、ネジもパネルもなくさない高いメンテナンス性を目指したコンセプトが面白いですね。光学ドライブもたまにしか使わないものと割り切っているのがポイントです。使うときはフロントパネルを開けるというのも斬新です」と評価していた。
そのほかのドライブベイは、RC04は3.5型と2.5型ベイがそれぞれ1基となる。RC07は3.5型ベイ3基のスペースを使って、2.5型ドライブを6台装着することも可能だ。サイズはRC04が240(幅)×240(奥行き)×240(高さ)ミリ、RC07が300(幅)×300(奥行き)×300(高さ)ミリで、どちらも立方体となっている。
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