基本スペック強化、価格もちょっぴり上昇――「HP ENVY Phoenix h9/HP ENVY h8/HP Pavilion Slimline s5/HP Pavilion p6」:2013年PC春モデル

» 2013年01月24日 11時15分 公開
[池田憲弘,ITmedia]

 日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は1月24日、2013年PC春モデルを発表した。液晶一体型をのぞくセパレート型のデスクトップPCは、「HP ENVY Phoenix h9」「HP ENVY h8」「HP Pavilion Slimline」「HP Pavilion p6」4シリーズのラインアップを継続する。「HP Directplus」で構成をカスタマイズできる直販モデルは同日より販売を開始し、量販店モデルは2013年2月上旬に出荷を開始する予定だ。

HP ENVY Phoenix h9

photo HP ENVY Phoenix h9シリーズ

 冷却機構に水冷CPUクーラーを搭載するフラッグシップ機「HP ENVY Phoenix h9」の春モデルは、量販店モデルと直販モデルの両方を用意する。

 量販店モデルの変更点は、OSが64ビット版Windows 8 Proとなり、IEEE802.11b/g/n+Bluetooth 4.0の無線機能が付加されたことだ。16Gバイトメモリの構成も4Gバイト×4から8Gバイト×2となり、空きスロットができた。これに合わせて、想定実売価格が1万円ほど上がり19万円前後となった。

 そのほかのスペックは従来モデルと共通だ。Core i7-3770K(3.5GHz/最大3.9GHz)とIntel Z75チップセットを組み合わせた基本システムに、キャッシュ用16GバイトSSD+1TバイトHDD、GeForce GTX 660(グラフィックスメモリ1.5Gバイト)、BDXL対応Blu-ray Discドライブを搭載する。拡張ベイは2基の5インチベイ(空き1)と3基の3.5インチベイ(空き1)を用意する。インタフェースは、15in1メディアスロット、USB 3.0×4、USB 2.0×6、音声入出力、DVI出力×2、HDMI出力×1、DisplayPort×1、ギガビットLANなど。

 直販モデルでは、GeForce GTX 680(グラフィックスメモリ2Gバイト)、3波(地上/BS/110度CS)対応ダブル地デジチューナー、、HDDのRAID構成、256GバイトSSDといった構成を選択できるほか、HDDパーティション(200Gバイト+残り)を選択できるようになった。画像/動画編集ソフトもAdobe Photoshop Elements 11+Adobe Premiere Elements 11に刷新されている。最小構成価格は10万9830円。

HP ENVY h8

photo HP ENVY h8シリーズ

 HP ENVY Phoenix h9に次ぐ高性能デスクトップPC「HP ENVY h8」は、CPUとチップセットが異なる「h8-1580jp」と「h8-1560jp」2機種の直販モデルを用意する。h8-1580jpはCore i7-3970X EE(3.5GHz/最大4GHz)も選択できるハイエンドモデル、h8-1560jpはCore i5 3470/Core i7-3770/3770Kを選択でき、6万円台から購入できるコストパフォーマンスを重視したモデルだ。

 春モデルの主な強化点は、HDDパーティションやグラフィックス(Radeon HD 8760が選択可能に)、画像/動画編集ソフトの強化だ。h8-1580jpについては、ストレージのRAID構成(RAID 0、RAID 1)や3TバイトHDDも選択可能となっている。最小構成価格はh8-1580jpが9万9960円、h8-1560jpが6万9930円。上位のh8-1580jpは最小構成価格が1万円ほど上がった。

HP Pavilion Slimline s5

photo HP Pavilion Slimline s5シリーズ

 ケース幅約10センチのスリムケースを採用する「HP Pavilion Slimline s5」は、量販店モデルと直販モデルの両方を用意する。量販店モデルは、OSを64ビット版Windows 8 Proにアップグレードし、IEEE802.11b/g/n+Bluetooth 4.0の無線機能を付加した。想定実売価格は1万円ほど上がり13万円前後となった。

 そのほかの主な仕様は、Core i7-3770(3.4GHz/最大3.9GHz)、8Gバイトメモリ(4Gバイト×2、PC3-12800)、1TバイトHDD、DVDスーパーマルチ、Intel HD Graphics 4000、6in1メディアスロット、USB 3.0×2、USB 2.0×4、音声入出力、ギガビットLANなど。

 直販モデルの更新点は、画像/動画編集ソフトやメモリ(8Gバイト×2の16Gバイトメモリを採用)といったBTOメニューの強化に留まるが、最小構成価格は3万9900円から4万9980円に引き上げられている。

HP Pavilion p6

photo HP Pavilion p6シリーズ

 ミニタワーのコストパフォーマンスモデル「HP Pavilion p6」は、量販店向けと直販向けの両方が用意される。

 量販店モデルの主な変更点はCPUとメモリ、無線機能の強化だ。スタンダードモデルのp6-2430jpは、Core i5-3470(3.2GHz/最大3.6GHz)からCore i5-3570(3.4GHz/最大3.8GHz)となり、全モデルでメモリ容量が8Gバイトから16Gバイトに倍増、IEEE802.11b/g/n+Bluetooth 4.0の無線機能も実装された。一方で、上位モデルの光学ドライブがBlu-ray DiscドライブからDVDスーパーマルチになるなど、後退した部分もある。

 価格はスタンダードモデルのp6-2430jpが8万5000円前後、21.5型ワイド液晶ディスプレイがセットになったp6-2450jpが9万5000円前後、CPUにCore i7-3770(3.4GHz/最大3.9GHz)を採用するp6-2470jpが11万円前後となる。

 直販モデルはインテルモデル(p6-2420jp)とAMDモデル(p6-2410jp)ともに、画像/動画編集ソフトやメモリ(8Gバイト×2の16Gバイトメモリを採用)といったBTOメニューの強化が主なトピックだ。最小構成時の価格はそれぞれ3万5910円と2万8980円。

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