グラフィックスカードの注目株は、ZOTACのGeForce GTX 650モデル「GTX 650 LP 1GB 128BIT DDR5」だ。価格は1万4000円前後。GeForce GTX 650では初のロープロファイル対応モデルで、補助電源も不要となっている。
入荷したTSUKUMO eX.は「GTX 650カードとしては高価ですが、初回から好調に売れています。やはりロープロファイル対応というところが喜ばれているんだと思います。補助電源なしというのも特徴ですが、ミドルレンジクラスのGeForceユーザーはあまりそこを気にしない傾向がありますから」と話していた。
マザーボードの注目株は、先々週末に出回り始めたASUSTeKのCeleron 847オンボードマザー「C8HM70-I/HDMI」だ。チップセットにIntel HM70 Expressを採用したmini-ITXモデルで、価格は8500円弱となる。
Celeron 847オンボードのmini-ITXマザーはすでに複数のメーカーがリリースしているが、HM70チップセットを採用した製品は初めて。ネイティブでUSB 3.0に対応するのが、主流のNM70チップセットとの主な違いだ。パソコンハウス東映は「SATAポートが少なめなのはネックですが、USB 3.0が使えるというのは、周辺機器と接続する機会が多い小型マシンの事情を考えると強力なアピールポイントになると思います」と評価していた。ライバル機との価格差がないこともあり、初回から好調に売れているとの声を複数聞いた。
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