先週末、バッファローからIEEE802.11ac(ドラフト)に対応した無線LANルータ「WZR-1750DHP」が登場した。価格は2万円弱となる。
IEEE802.11acは次世代の無線LAN規格で、5GHz帯域を使って技術的には理論値最大6.93Gbpsの高速通信が実現できる。WZR-1750DHPは理論値最大1300Mbps(1.3Gbps)まで対応し、理論値最大450Mbpsの.11a/nやg/nと併用が可能だ。
BUY MORE秋葉原本店は、入荷前に「現時点で.11acの子機はないので、もう少し待つか、コレを2台買ってひとつを子機として使うことになります。注目度は高いでしょうが、ラインアップをチェックしながらしばらく様子見する人が多くなりそうですね」と予想していた。
ネットワーク関連では、ラトックシステムの「REX-WF60」もパソコンショップ・アークで評判になっていた。シリアルポート(RS-232C)に接続するタイプの無線LANアダプタで、IEEE802.11b/gに対応する。2万3800円と高価ながら、週末を待たずに売り切れ、取材時は再入荷を待っている状況だった。
「古めの機器をWi-Fi化して再利用したいという法人に飛ぶように売れています。シリアル接続のレーザープリンタなど、規格は古くなったけど現役でまだまだ使えるという機器はありますから」とのことだ。
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