「2013年GPUの本流になるかも」―― GeForce GTX 650 Ti BOOSTカードが登場古田雄介のアキバPickUp!(1/4 ページ)

» 2013年04月01日 15時52分 公開
[古田雄介(ぜせ)&ITmediaアキバ取材班,ITmedia]

売れ筋の中の売れ筋を作った感じ――「GTX 650 Ti BOOST」への期待

ZOTACのGeForce GTX 650 Ti BOOSTカード「ZT-61201-10M」

 先週話題を集めたのは、NVIDIAの新GPU「GeForce GTX 650 Ti BOOST」を搭載したグラフィックスカードだ。ZOTACやPalitなど複数のメーカーから登場し、1万8000円前後から2万2000円前後で出回っている。アキバ全体の在庫はまだ少数だ。

 GTX 650 Ti BOOSTは、GTX 650 TiとGTX 660の中間に位置する新GPUで、GTX 650 Tiにはない自動オーバークロック機能「GPU Boost」やSLIをサポートしているのが特徴だ。CUDAコア数(768個)やテクスチャユニット数(64個)などを除いた全体的な仕様はGTX 660に近い。補助電源は6ピン1基。

 出足の売れ方はそれほど派手ではない様子だ。BUY MORE秋葉原本店は「売れ筋のミドルレンジクラスに新たなラインを加えた感じです。それほど注目されてはいないようですが、まあ、全体的に価格が落ち着いてからでしょう」と語る。

 ただし、Palitのオーバークロックモデル「NE5X65BS1049-1060F」を1万7980円で売り出しているドスパラ パーツ館のように、すでに“落ち着いた価格”となっている店舗ではヒットの予感が語られている。「今回は余ったチップの処理目的ではなく、売れ筋の中の売れ筋を狙って投入した感じがあります。前世代のGTX 560 Tiのような超定番を目指して、ある程度ニーズが見えたところに打ち込んできたふうなんですよ。実際、GTX 660とほぼ変わらない仕様で2万円を切る価格なら、かなり安定して売れると思いますよ」。

 別のショップからも、「狙い澄ましたミドルレンジの売れ筋という意味では、4月に登場するRadeon HD 7790カードとの対決も見物ですね」といった声も聞かれた。

Palit「NE5X65BS1049-1060F」。アナログVGAとDVI、HDMI出力端子を備える(写真=左/中央)。ドスパラ パーツ館のPOP。同じPalitのGTX 660カードより約3000円安い値でデビューした(写真=右)

関連キーワード

アキバ | 自作


       1|2|3|4 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年09月09日 更新
  1. 超小型レトロオーディオ体験をFIIO「Snowsky ECHO NANO」で スマホリスニングのモヤモヤを解消するかも? (2026年09月08日)
  2. 「RTX Spark」搭載のWindows PCは10月に登場 LAN内のPCを束ねてローカルAI処理を分散・高速化する「NVIDIA PAIR」β版も公開 (2026年09月07日)
  3. 10月に登場する「RTX Spark」搭載PCで見た“不可解な”設定値 次期Windowsで変わるGPUメモリの仕組み (2026年09月07日)
  4. 両手が塞がっていても瞬間解錠できるスマートキー「SwitchBot スマートロック Ultra 顔認証パッド」がセールで20%オフの2万7980円に (2026年09月08日)
  5. 再来する“グラボ複数挿し”需要! 220mm径の巨大ファン搭載ケースやFractal新モデルがアキバで話題に (2026年09月07日)
  6. 省スペースで静音性に優れた3Dプリンタ「Bambu Lab A1 mini」がセールで25%オフの2万9900円に (2026年09月08日)
  7. 実売1万円台&縦置き対応! ONPUの14型モバイルディスプレイは初心者の強い味方だった (2026年09月08日)
  8. バッテリーを外せば約639g! 最新CPU「Intel Arc G3 Extreme」搭載の8型ゲーミングPC「OneXFly APEX Air」に触ってきた (2026年09月07日)
  9. HUION、アス比3:2の90Hz駆動ディスプレイを搭載したペン入力対応12.2型Androidタブレット (2026年09月08日)
  10. ラトックシステム、デュアル4Kディスプレイにも対応したHDMI切替器 (2026年09月08日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー