“Intel Inside”なAndroidタブレットの実力は?――「Fonepad ME371MG」を試す(後編)バッテリーの持ちもチェック(1/2 ページ)

» 2013年05月17日 16時00分 公開
[池田憲弘(撮影:矢野渉),ITmedia]
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←・通話できる7型Androidタブレットの存在価値は?――「Fonepad ME371MG」を試す(前編)

インテルのスマホ用SoC「Atom Z2420」の性能をチェック

 「Nexus 7」が好調なASUSTeK Computer(ASUS)の新しい7型Androidタブレット「Fonepad ME371MG」は、SIMロックフリーで3G通話が可能な個性派だった。通話機能だけでなく、国内のAndroidタブレットで初めてインテルのスマートフォン用SoC(System-on-a-Chip)であるAtom Z2420(開発コード名:Lexington)を搭載したことも大きな特徴だ。

 レビュー後編では各種ベンチマークテストやバッテリー動作時間の測定を通じて、Atom Z2420の実力を確かめる。

 まず、テストの前にFonepad ME371MGの構成を確認しよう。システムの中核にはAtom Z2420を採用。1.2GHzで動作する1コア/2スレッド対応のCPUコアとPowerVR SGX540のGPUコアを1チップに統合している。メモリ容量は1Gバイト(LPDDR2)で、データストレージは8Gバイト(eMMC)だ。ストレージ容量は昨今の7型Androidタブレットとしては物足りなさがあるが、SDHC対応のmicroSDカードスロットがあるので、自分で適宜追加するとよいだろう。

photophoto 3G通話機能を備えた7型Androidタブレット「Fonepad ME371MG」(写真=左)。背面にはインテル製SoCの採用を示す「intel inside」のロゴが入っている(写真=右)

 ベンチマークテストはQuadrant Professional Edition 2.1.1、AnTuTuベンチマーク v3.3、3DMark Android Editionを利用した。参考までに、ASUS製の7型ワイド液晶ディスプレイを搭載したAndroidタブレット「Nexus 7」と「MeMO Pad ME172V」の結果も併記する。結果は以下の通りだ。

比較したマシンの主なスペック
機種 Fonepad ME371MG Nexus 7(16Gバイトモデル) MeMO Pad ME172V
SoC Atom Z2420(1.2GHz) Tegra 3(1.3GHz) WM8950(1GHz)
コア数 1コア(2スレッド) 4コア+コンパニオンコア 1コア
メモリ 1Gバイト
ストレージ 8Gバイト 16Gバイト 8Gバイト
解像度 800×1280ドット 600×1024ドット
通信機能 IEEE802.11b/g/n無線LAN、Bluetooth 3.0 IEEE802.11b/g/n無線LAN、Bluetooth 3.0、NFC IEEE802.11b/g/n無線LAN
カメラ 約120万画素(イン)、約300万画素(アウト) 約120万画素(イン) 約100万画素(イン)
インタフェース microSDカード(SDHC対応) microSDカード(SDHC対応)
対応周波数 W-CDMA:850、900、1900、2100MHz
photophotophoto 左からQuadrant Professional Edition 2.1.1、AnTuTuベンチマーク v3.3、3DMark Android Editionのテスト結果。全体的にNexus 7よりもスコアは低めだ

 Fonepad ME371MGのスコアはCPUのコア数通り、MeMO Pad ME172Vよりは高く、Nexus 7よりも低いという結果になった。とはいえ、体感では動作のもたつきを感じることはあまりない。ホーム画面での操作やWebブラウズやアプリの操作もストレスなく行える。

 発熱については、室温24度の環境でのベンチマークテスト実行時に、背面の上部中央が約30度まで上昇したが、ほんのり温かいと感じる程度で不快に思うことはなかった。

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