MSI、“いろいろ次世代”なゲーミングノートPCを発表:未公開のCPUとGPUを搭載

» 2013年05月24日 22時04分 公開
[ITmedia]
MSIプロダクトマネージャーのKevin Hsu氏

 MSIは5月24日、第4世代Coreプロセッサー搭載予定のゲーミングノートPCを発表した。ラインアップは、17型モデルの「GT70 Dragon Edition 2 Extreme」「GT70 20D-207JP」「GS70 Stealth」「GE70 20E-025JP」「GE70 20E-025JP」、15.6型モデルの「GT60 20D-032JP」「GE60 20E-020JP」、14型モデル「GE40 Dragon Eyes」の計8機種。GT70 Dragon Edition 2 ExtremeとGS70 Stealthが8月、それ以外は6月2日より順次発売される。

 ほぼすべてのモデルが未発表のCPUと未発表のモバイルGPUを搭載するため、スペックの詳細はお伝えできないが、公開可能なポイントを絞って紹介しよう。今回発表された新製品で特に注目したいのが新たに加わった「GS70」(GS70 Stealth)と、「GE40」(Dragon Eyes)だ。

 MSIのプロダクトマネージャーであるKevin Hsu氏は、省電力な“次世代CPU”の採用により「これまでゲーミングノートPCは大きいというイメージがあったが、今後はスリムなボディのモデルも投入していく」と述べ、15.6型のGS70と14型のGE40を披露。GE40 Dragon Eyeは厚さ23.5ミリ、重量約1.99キロのボディに外部GPUを搭載し、ポータブル性を確保しつつ、強力なグラフィックス性能を実現しているのが特徴だ。アルミ製の天板にはLEDが埋め込まれ、赤い光が目のように光るユニークなデザインとなっている。

14型クラスのゲーミングノートPC「GE40」(写真=左)。アルミ製の天板に空いた小さな穴を通して赤い目が光るデザイン。ちなみに下地にも着色されているので起動しなくても赤く見える(写真=右)

左側面にUSB 3.0×2と有線LAN、アナログRGB出力、HDMI出力、右側面に音声入出力とメモリーカードスロット、USBを搭載しているようだ

 一方の15.6型ワイドのGS70 Stealthは、厚さ21.8ミリの薄型ボディを実現しているのが目を引く。フルメタルの外装ながら、重量も約2.6キロとハイパフォーマンスゲーミングノートPCとしては比較的軽い。このほか、SteelSeries製のバックライト付きゲーミングキーボードを搭載し、キーの同時押しに対応。映像出力に2つのMini DisplayPortとHDMIの3系統を装備し、最大3画面の同時出力もサポートする。

15.6型のスリムゲーミングノート「GS70 Stealth」。フルメタルの外装が目を引く

左側面と右側面。左側面に2基のMini DisplayPortとHDMIが見える

 今回投入されたゲーミングPCで、CPUとGPU以外のポイントは大きく3点。1つは同社が「Super RAID 2」と呼ぶストレージだ。フラッグシップのGT70 Dragon Edition 2 Extremeに搭載されるストレージは、2.5インチHDDのスペースにmSATA接続のSSDを3基詰め込みRAID構成とすることで性能を向上。同社の説明では1500Mバイト/秒の転送速度(理論値)を実現し、最新世代のSSDと比べても3倍の性能を発揮するという。

 2つ目は「Cooler Boost 2」と呼ばれる新しい冷却機構で、大型の冷却ファンを採用したほか、ヒートパイプの形状をCPUとGPUをつないだ循環的な構造にすることにより、従来に比べ発熱を10〜25%ほど改善した。またこれにともない騒音レベルも下がっているという。


 3つ目は多画面同時外部出力のサポートだ。外部GPUについての情報は非公開だが、例えばGT70 Dragon Edition 2 ExtremeやGS70 Stealthでは、最大3画面の同時外部出力に対応し、ノートPC側の液晶ディスプレイとあわせて4画面環境を実現できる。Hsu氏は、複数画面を繋げて5780×1080ドット表示にするサラウンドモードにより、「ゲームセンター(筐体機)のようなサラウンド画面のゲームが家でもできるようになる」とアピールした。このほか、ネットワーク遅延を抑えるKiller LAN(E2200)の採用など従来の特徴は引き継いでいる。

フラッグシップモデルの17型ワイド(1920×1080ドット)モデル「GT70 Dragon Edition 2 Extreme」。従来モデルのデザインを引き継ぐが、製品版は天板にドラゴンをデザインした赤いカラーリングになる

左側面と右側面。HDMIとMini DisplayPort、アナログRGBを搭載する。3基のUSB 3.0と2基のUSB 2.0、マイク、ヘッドフォン、ライン入力、ライン出力を搭載する。本体サイズは428(幅)×288(奥行き)×55(高さ)ミリ

3画面同時外部出力をサポートしているのも特徴の1つ。ノートPCの画面とあわせて4画面を一望できる

ストレージは、384GバイトSSD(128GバイトSSD×3)と750GバイトHDDを組み合わせた構成だ。画面ではシーケンシャルリードの最大値が1500Mバイト/秒を超えている(写真=左)。2.5ワット+2.5ワットのステレオスピーカーのほか底面に1.5ワットサブウーファを内蔵している(写真=右)

 なお、これら新ラインアップの詳細はCOMPUTEX TAIPEI 2013で正式に公開される予定だ。

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