アップルは6月11日、「AirMac Extreme」と「AirMac Time Capsule」の新モデルを発表、同日より販売を開始した。
いずれもIEEE802.11acをサポートし、従来の802.11n対応モデルに比べて3倍にあたる最大1.3Gbpsの転送速度を実現したのが最大の特徴。デバイスにあわせて最も高速な帯域を自動的に選択する2.4GHz/5GHzの同時デュアルバンドに対応したほか、「ビームフォーミング」」技術によって接続先のデバイスを探知し、指向性のWi-Fi信号を発することでより強く、遠くまで電波が届くという。
両モデルともに、インタフェースとしてギガビットLAN×3ポート、USB 2.0、ギガビットWANを搭載。ボディデザインも共通化されており、本体サイズは、98(幅)×98(奥行き)×168(高さ)ミリと、設置面積が大幅に縮小している。重量はAirMac Extremeが945グラム、Time Capsuleが約1.48キロだ。
ラインアップと価格は、AirMac Extremeが1万9800円、Time Capsuleの2Tバイトモデルが2万9800円、Time Capsuleの3Tバイトモデルが3万9800円。


本体サイズは98(幅)×98(奥行き)×168(高さ)ミリ。従来モデルの底面積と比較すると、AirMac Extremeは64%、Time Capsuleは75%小さくなっている(写真=左)。背面のインタフェース(写真=中央)。MacBook Airとの比較。高さが168ミリある(写真=右)
Haswellでロングバッテリーを実現:「MacBook Air」に第4世代Core+12時間駆動の新モデル
200を超える新機能:アップル、次期OS X「Mavericks」を今秋リリース
2013年内発売予定:「新Mac Pro」チラ見せ──斬新な円筒デザイン、次世代Xeon、Thunderbolt 2、4Kディスプレイ対応Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.