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» 2013年07月11日 20時37分 公開

“非破壊自炊”は脅威となるのか:裁断せずに自炊したい!! 「ScanSnap SV600」を試してみた (2/6)

[瓜生聖,ITmedia]

1番気になる「書籍のスキャン」手順

 それでは実際に書籍をスキャンする場合、どのような手順になるかを見ていこう。

Scanボタンを押してスキャンを開始する。最初のスキャンが完了したらページをめくると自動的にスキャンが継続される。最後までスキャンしたら「読み取り終了」をクリック。ページめくりを検出できなかったときにはScanボタンを押すか、画面上の「継続読み取り」をクリックする

 詳細な設定はScanSnap Managerから変更できるが、まずは一般的な設定が行われている状態の雑誌スキャンを行うことにする。SV600には電源ボタンがなく、Scanボタン/Stopボタンを押すことで電源が投入される。電源オフはStopボタンを3秒以上長押しする。

 青いランプが点灯した状態で原稿となる雑誌をセット、中央の位置をそろえてScanボタンを押す。ページめくり検出が有効になっている場合は、ページめくり後、自動的に次のページのスキャンが始まる。そうして次々とページをスキャンしていき、すべてのページの処理が完了したら、次にページ補正を行う。

 VIテクノロジーと並び、SV600の非破壊スキャンを支えるもう1つの技術がこのページ補正機能だ。本の輪郭を自動認識し、それが矩形になるように変換を行う。利用の際には自動認識が正しいかどうかを確認し、誤りがあれば手動で修正する。その後、ページを押えるために映り込んだ指を消せば補正は完了だ。あとはiX500などと同じようにフォルダに保存したり、ScanSnap Organizerで管理できる。

スキャンが完了したら「イメージ読み取りとファイル保存」ダイアログが表示される。本や雑誌の場合は下の「見開き原稿」を選択、「イメージを確認/修正する」をクリックする(画面=左)。補正ビューアでは各見開きごとに自動判定された「原稿の輪郭」が表示される(画面=右)

検出された輪郭にずれが生じた場合は各コーナーおよびノドの上下、計6点を手動で補正する(画面=左)。ページの輪郭の補正が完了したら補正を実行(画面=右)

補正前のページイメージ(部分)。ノドの部分を誤検出していたため、作者名にゆがみが生じている(画面=左)。補正後のページイメージ(部分)。ゆがみが修正されたのが分かる(画面=右)

ページ補正後に指の消去を行う。ポイント・レタッチボタンをクリック、指を選択して補正実行(画面=左)。指の消去を行ったところ(画面=右)

 なお、ページめくりではページの下辺をつまんでページをまっすぐな状態でめくるようにし、上下20ミリ以外、小口より50ミリ以内をまっすぐに伸ばした指(複数の指で押える場合は指と指の間隔を20ミリ以上あける)で押えるようにするとページめくり、輪郭検出の精度が向上する。原稿のセット方法は「かんたんガイド」に記載されているので一読しておこう。

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