「REGZA Tablet AT703」徹底検証――これぞ最高の“全部入り”Androidタブレットか?2560×1600ドット+快適手書き+専用キーボード(4/5 ページ)

» 2013年09月05日 13時00分 公開
[鈴木雅暢(撮影:矢野渉),ITmedia]

NVIDIA最新のTegra 4を搭載し、現行Androidタブレット最高峰のパフォーマンス

 基本スペックも強力だ。システムの中核となるSoC(System On Chip)には、NVIDIA Tegra 4を搭載している。28ナノメートルプロセスルールで製造される最新世代のSoCで、40ナノメートル世代のTegra 3の後継となる。

 CPUコアはARM Cortex A15(最大1.9GHz)ベースで、Tegra 3と同様にメインコアのほかに省電力のコンパニオンコアを搭載し、状況に応じて使い分ける「4-PLUS-1」技術を採用している。GeForce GPUコアを72基搭載し、GPUの処理性能はTegra 3比で最大6倍にもなる。メモリ容量は2Gバイトで、ストレージの容量は32Gバイトだ。

 通信機能はIEEE802.11a/b/g/n準拠およびDraft IEEE802.11ac準拠の無線LAN、Bluetooth 4.0 Smart Readyを標準装備する。GPS、電子コンパス、加速度センサー、ジャイロセンサー、照度センサーとセンサー類も一通り内蔵しており、センサーを利用するアプリもフルに活用できる。OSはAndroid 4.2だ。

photophoto Tegra 4は内蔵カメラでリアルタイムにHDR撮影を行える「Computational Photography Architecture(CPA)」機能に対応する。カメラ機能にHDR撮影モードがさりげなく搭載されていたので、試しに撮影してみた。通常撮影では空を中心に激しく白飛びしている(写真=左)。HDRも多少は白飛びするものの、メリハリのある自然な仕上がりになっている(写真=右)

 各種ベンチマークテストを実施したところ、Quadrant Professional Edition 2.1.1、AnTuTuベンチマーク v3.4ではいずれもNexus 10に大差をつけて圧倒している。液晶ディスプレイが9.4型ワイド(解像度は1920×1080ドット)のAndroidタブレット「Xperia Tablet Z」と比べてもほとんどの項目で上回り、CPUスコアは2倍近い。

 3DMarkでもXperia Tablet Z、Nexus 10をはっきりと上回るスコアで、特に高解像度のIce Storm Extremeのほうでより差が大きく、Xperia Tablet Zには31%、Nexus 10には47%の差をつけている。CPUコア、GPUコアいずれの性能も優れており、現行のAndroidタブレットでは最強クラスの実力といえるだろう。

photophoto Quadrant Professional Edition 2.1.1(写真=左)と、AnTuTuベンチマーク v3.4(写真=右)のスコア
photophoto 3DMarkのスコア。Ice Storm(写真=左)よりも、高負荷のIce Storm Extreme(写真=右)のほうがより大きな差が出る

実測で約7時間のバッテリー動作

photo 付属のACアダプタはノートPCでよくみられるACケーブルが着脱できるタイプだ。サイズは36(幅)×88(奥行き)×27(高さ)ミリとAndroidタブレットのACアダプタとしてはやや大きい部類に入る

 本製品のバッテリー動作時間は約9.5時間としている。給電は付属のACアダプタから行う。端子形状は独自形状だ。ACアダプタのサイズは実測で36(幅)×88(奥行き)×27(高さ)ミリで重量は約210グラムと、タブレットとしてはやや大きい。

 バッテリー動作時間については、ディスプレイの輝度約50%、Wi-Fiオン、Bluetoothオン、音量52%の環境下で、H.264(Baseline Profile)形式の1080p動画ファイルをリピート再生させたが、残り15%になるまでに約7時間2分動作した。10型サイズのタブレットとしてはやや短めではあるが、最高レベルの性能と超高解像度ディスプレイを搭載していることを考えれば、上々といえるだろう。

 高負荷時には横位置での左側(背面も含む)、特に上部が発熱する。背面のアウトカメラ下部付近は約44度まで温度が上がるが、通常手が触れることはほとんどない。しかしその下にある端子カバーの内側付近も約37.5度とそこそこの発熱があり、横位置では持つ場所によっては熱いと感じる。もっとも、これはゲームなどで高い負荷をかけた場合であり、動画再生くらいならば、しばらく使っていても発熱は気にならない。


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液晶画面には、電磁誘導式デジタイザーを搭載。さらに、手書きに最適化された専用のデジタイザーペンを使うことにより、まるで紙に文字を書くような自然な書き心地を再現します。クリエイティブ&AV性能を極めた、ハイエンドタブレット


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