エプソンダイレクトは10月8日、インテルIvy Bridge-E世代のデスクトップ向けハイエンドCPUで構成する最高峰シリーズ「Endeavor Pro 8000」を発表。同日より受注を開始する。
Endeavor Pro8000は、作業マシンに高い性能を望む特定業種、業務のプロフェッショナルユーザーから、ゲーム/エンターテインメント用途で最高クラスの環境を望むハイクラス個人ユーザーを対象とするエプソンダイレクトのフラグシップモデル。開発コード名:Ivy Bridge-E世代のデスクトップ向け最上位CPUや、最大64Gバイトのメインメモリ(DDR3 1866MHz動作)、ゲーマー向けおよびCAD・CAM業務向けのハイパフォーマンスグラフィックスカード、512Mバイト×2のSSD RAIDストレージ、1000ワットハイパワー電源ユニットなど、パフォーマンスを重視したハイエンド指向のBTOメニューを用意する。
OSは、ビジネスシーンへの導入を想定しWindows 7の各種エディションを用意した。Windows 8は、8.1のリリース後に各種エディションのBTOメニューを追加する予定とする。
ボディはEndeavor Pro5500と共通とし、トップハンドル、ツールフリー機構、フロントアクセスストレージベイなどメンテナンス性に優れる工夫を取り入れた。拡張スロットはPCI Express x16(3.0)×2、PCI Express x8(3.0)×1、PCI Express x1(2.0)×3を装備する。
本体サイズは217(幅)×500(奥行き)×471(高さ)ミリ、重量は約16.5キロ(650ワット電源搭載時)。基本仕様と主なカスタマイズメニューは以下の通り。
| Endeavor Pro8000 | 基本構成例650ワット電源モデル | 基本構成例1000ワット電源モデル | カスタマイズメニュー |
|---|---|---|---|
| 搭載OS | Windows 7 Home Premium(64ビット) | Windows 7 Ultimate(64/32ビット)、Windows 7 Professional(64/32ビット)、Windows 7 Home Premium(32/64ビット) (Windows 8は、8.1リリース後メニューを追加する予定) | |
| CPU | Core i7-4820K | Core i7-4960X、Core i7-4930K、Core i7-4820K | |
| チップセット | Intel X79 Express | ||
| グラフィックス | Radeon HD 6570 | Radeon HD 6570、Radeon HD 7700、GeForce GT 640、GeForce GTX 770、Quadro K600、Quadro K2000D | |
| メモリ | 4Gバイト(4Gバイト×1) | 4Gバイト(4Gバイト×1)、8Gバイト(4Gバイト×2)、16Gバイト(4Gバイト×4)、16Gバイト(8Gバイト×2)、32Gバイト(8Gバイト×4)、48Gバイト(8Gバイト×4+4Gバイト×4)、64Gバイト(8Gバイト×8) | |
| ストレージ | 500GバイトHDD | 500GバイトHDD、1TバイトHDD、2TバイトHDD、128GバイトSSD、256GバイトSSD、512GバイトSSD、1TバイトHDD+64GバイトSSD(ISRT)、2TバイトHDD+64GバイトSSD(ISRT)、512GバイトRAID 0キット、1TバイトRAID 1キット、2TバイトRAID 1キット、2TバイトRAID 10キット | |
| ディスプレイ | オプション | ||
| 光学ドライブ | DVD-ROM | DVDスーパーマルチ、DVD-ROM(再生ソフト付き)、DVD-ROM | |
| 拡張カード/オプション | ─ | マルチカードリーダー追加、USB 3.0×2増設(PCI Express x1)、シリアルポート増設、専用キャスター、Office各エディション | |
| キーボード/マウス | PS/2 109有線キーボード、PS/2有線光学式マウス | (なし、ワイヤレスモデルなど多数) | |
| 電源 | 650ワット | 1000ワット | ─ |
| 基本構成例価格 | 19万1100円 | 20万3700円 | ─ |
| 発売 | 2013年10月8日 | ||
1000W電源を選択可能:“最強構成”でオーダーできる、第4世代Core搭載ハイパワーPC──「Endeavor Pro5500」
15.6型FHD+dGPU+HaswellなCore i7で11万円台から──高性能ノート「Endeavor NJ5900E」
Haswell構成で8万円台から、ダウンサイズニーズに応えるミニタワーDT──「Endeavor MR7200」
第4世代Core+3画面出力対応の高性能スリムデスクトップ──「Endeavor MR4400E」
バッテリー動作にも対応、2013年度の新業務PCに:エプソンダイレクト、BTO対応のフルHD液晶一体型「Endeavor PT100E」
2013年度導入対応 オフィスPCバイヤーズガイド:2万円台の超小型PCから高性能ミニタワーまで、SMBニーズにばっちり対応──「Endeavor Sシリーズ省スペースデスクトップ」編
2013年度導入対応 オフィスPCバイヤーズガイド:満足コスパ、3万円台からの14型ノートもあります──「Endeavor SシリーズノートPC」編Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.