「6万円台なだけはあります」――Haswell版BRIXも最上位が主役：古田雄介のアキバPickUp！（3/4 ページ）

[古田雄介（ぜせ）＆ITmediaアキバ取材班，ITmedia]

2本指操作にも対応する未来志向のマウス「VivoMouse WT710」がデビュー

ASUSTeK「VivoMouse WT710」

　入力デバイスの新製品で一際目立っていたのが、ASUSTeKの「VivoMouse WT710」だ。前方に3点マルチタッチ対応の円形パッドを搭載した光学式のワイヤレスマウスで、価格は6000円弱となる。

　ボタンを一切搭載しないデザインながら、タッチパッドをクリックボタン代わりに使って机上で通常のマウスのように操作できるほか、本体を動かさずにタッチパッドだけで操作するトラックボールのような使い方にも対応する。さらに応用して、片手で持って親指でタッチパッドを操作するといった空中マウス的なスタイルも可能だ。対応OSはWindows 8.1／8／7。電源は単3アルカリ乾電池2本。2.4GHz帯のデジタル無線により、レシーバーから半径10メートル以内で操作できる。

　入荷したパソコンハウス東映は「ある程度慣れが必要ですが、1台3役の使い方ができるのが面白いです。ジェスチャー専用のタッチパッドは複数ありますが、こういう融合タイプは珍しいので話題性はあると思います。使いこなしがいのあるデバイスだとは思いますね」と話していた。

全体のシルエットは「ヘ」の字になっており、通常のマウスとして空中マウスとしても扱いやすい（写真＝左）。フロントのタッチパッド。3点マルチタッチに対応する（写真＝右）