機能を簡素化して設定を分かりやすくしたShuttleのNASキット「OMNINAS」に、新型の「KD22」が加わった。価格は2万2800円。
OMNINASは2台のSATAドライブがセットできるNASキットで、2012年9月に初代「KD20」が登場した。その11カ月後の2013年8月にCPUを強化して高速化した「KD21」が売り出され、今回のKD22は3モデル目となる。KD21よりもさらに高速化しており、リード最大110Mバイト/秒、ライト最大75Mバイト/秒になったほか(KD21はリード100Mバイト/秒、ライト70Mバイト/秒)、IEEE802.11b/g/nに対応した点が特徴だ。ドライブトレイが3.5インチと2.5インチ両対応なのはKD21と共通している。なお、筐体はこれまでのホワイトから一新してブラックを採用している。
パソコンショップ・アークは「年末は大掃除のついでにデータ整理して、その流れでNASを導入するという人が多いので、いいタイミングで登場してくれたなと思います。スマホやタブレットとの連携目的で無線LAN対応を望む声もあったので、スペック的にもジャストな製品ではないでしょうか」と高く評価していた。
なお、これまでのモデルも併売しているショップは多い。TSUKUMO eX.は「バックアップ目的で速度を求めていないなら1万4000円以下で買えるKD20、無線LANがいらないならKD21という感じで、棲み分けができているのでお客さんも選びやすいんじゃないかと思います」と話していた。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.