PCケースもユニークなモデルが複数登場している。
mini-ITXタイプの注目株はASKTechの「NT-ZENO3」だ。ケース全体をCPUのヒートシンクに利用する構造で、TDP 95ワット以下のCPUがファンレスで使えるという高い熱伝導率と放熱性を確保しているのが特徴だ。価格は4万円弱。
TSUKUMO eX.は「そこそこのスペックのマシンを無音で使いたいという人には面白いケースだと思いますね。ただ、置き場所と取り扱いには注意したほうがいいでしょう」と話していた。展示機には「特に両サイドが鋭利になっており、手を切りやすくなっています」とケガへの注意書きが張られている。
micro ATXケースは、サイズ扱いのJONSBO製品「U3-BK-W」。左側面に透明アクリル窓を設けたケースで、フロントと天面の角を曲線で仕上げたシンプルな外形が特徴だ。価格は1万5000円弱。同様のコンセプトのmini-ITXケース「U2」も1万1000円弱で出回っている。TSUKUMO eX.も「U2よりひと回り大きいですが、シンプルさと見せ系のケースとしての特徴は共通しています。U2並みに売れ筋になってくれたらいいですね」と期待を寄せる。
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